一橋生が住むべき街はどこ?「下宿戦闘力」ランキングを作ってみた。

 

こんにちは。ライターのMC菩薩です。

 

突然ですが、みなさん「下宿戦闘力」という言葉をご存知ですか?

 

恐らく、知らない方がほとんどだと思います。だって、今僕が考えた言葉ですから

 

下宿戦闘力とは、要するに「街としての機能や交通の便など諸々を加味した、一橋大生の下宿先としての街の魅力」を数値化したものです。

 

国立以外の洒落ついた街(例:吉祥寺)に下宿している人って、国立住みの人よりもどこか威圧感があって強そうですよね。彼らが強そうなのは、彼らが住んでいる街の下宿戦闘力が高いからなのです。

 

ということで、今回は首都圏の主要駅の下宿戦闘力を割り出し、「国立以外で一橋生が住みたい最強の街トップ5」を調査してみました。新しく下宿を検討している人、そろそろ国立に飽きて引っ越しを検討している人、ぜひ参考にしてみてください。

 

下宿戦闘力の算出方法
 

まずみなさんに知っていただきたいのは、下宿戦闘力と「お得」、「コスパ」といった貧乏臭い概念は一切関係ないということです。ここでは、その街の家賃相場の高さを下宿戦闘力の基礎となる「基礎戦闘力」とします。

 

考えてみてください。家賃相場が高いというのは、多くの人がその街に住みたいと思っている、つまりその街の魅力が凄いということです。人生1度の大学生活、お金のことを気にして地味な生活を送りたくはないですよね。

 

そう、家賃相場は高ければ高いほどいいんです。

 

ただ、家賃相場だけを考えるなら、最強の下宿先は「銀座・中央通り鳩居堂前」になってしまいます。でも、さすがに銀座に下宿して毎日国立に通うのは辛いですよね。一橋生たるもの、授業のある平日は毎日国立に通い、勉学に励まなければなりませんから。

 

そこで今回は、基礎戦闘力に加えて「国立までの交通費」「国立までの所要時間」を考慮に入れ、真に実用的な下宿戦闘力を算出してみたいと思います。

 

今回下宿戦闘力の算出式に使用した計算式はこちら。

 

 

 

22というのは、1ヶ月あたり平均の平日数、つまり一橋生が国立に通わなければならない日数のことです。

 

つまり、「国立までの往復交通費×22」というのは1ヶ月に必要な交通費の合計金額、「国立までの往復所要時間×時給×22」というのは、国立までの往復所要時間分バイトをしていたら1ヶ月で稼げた金額を意味します。これらのマイナス要素を基礎戦闘力から差し引くことで、真に実用的な下宿戦闘力が割り出せるのです。

 

国立の家賃相場は6万円、交通費と所要時間はもちろんゼロですから、国立の下宿戦闘力は60000です。すなわち、ある街の下宿戦闘力が60000以上であれば、一橋生は今すぐ国立からその街に引っ越すべきだということになります。

 

例えば、僕はハワイに下宿して毎日のんびり過ごしたいと考えているのですが、ハワイ・ワイキキの家賃相場は1000ドル(約12.3万円)、ホノルル国際空港-国立間の往復交通費は約12万円、往復所要時間は19時間程度、時給はよく知らないけど多分900円くらいなので

ハワイ・ワイキキの下宿戦闘力=12.3万-12万×22-19×900×22=マイナス2890000

になります。下宿先としてはあまり現実的でないかもしれません。

 

一橋生が住みたい最強の街ランキング

 

気を取り直して、さっそく一橋生が住みたい最強の街トップ5を見ていきましょう。

なお、今回は家賃相場の調査に不動産・住宅情報サイトHOME’S、所要時間、交通費の調査にYahoo!路線情報を使用しました。

第5位 代々木(下宿戦闘力66495)

 

第5位は渋谷区・代々木。家賃相場は11.07万円、所要時間は37分、交通費は388円でした。

新宿と渋谷まで1、2駅という利便性ゆえの基礎戦闘力の高さ、国立まで中央・総武線で1本というアクセスの良さが5位という好結果に繋がったのではないでしょうか。

ちなみに、代々木にはマクドナルド日本2号店があります。日本1号店の銀座店は既に閉店しているので、今では代々木店が日本最古のマクドナルドということになります。

 

みなさんも代々木に下宿して、マクドナルド最古の味を楽しんでみては?

第4位 汐留 (下宿戦闘力66644)

 

第4位は港区・汐留。家賃相場は14.69万円、所要時間は61分、交通費は604円でした。

 

再開発によって超高層ビルが立ち並ぶコンクリートジャングルに生まれ変わった汐留。

高級タワーマンションが林立しており、基礎戦闘力は146900とかなりの高水準です。

 

日本テレビ、電通、全日空など日本を代表する大企業が本社を置いており、スーパーハイパーグローバルアルティメットエリートの一橋生にはもってこいな環境ではないでしょうか。

 

ちなみに、電通本社ビルの地下には、日本で唯一の広告・マーケティングをテーマにした博物館、「アド・ミュージアム東京」があります。

 

このアドミュージアム、なんと入場料が無料なんです。

展示の内容もかなり充実していて、無料だということを考えると、ディズニーランドに匹敵するレベルのアミューズメント施設だと言っていいと思います。おすすめです。

 

第3位 原宿 (下宿戦闘力67164)

 

第3位は渋谷区・原宿。家賃相場は12.19万円、所要時間は39分、交通費は464円でした。

写真はいつ行っても混雑している竹下通りです。僕は竹下通りを通る時、客引きの黒人さんに声をかけられないようにいつも気配を消しながら歩いています

 

原宿といえばもちろんファッションの街ですが、パンケーキブームポップコーンブームの発信地でもありますよね。パンケーキやポップコーンの人気もまだまだ衰えませんが、最近は「クロナッツ」なるスイーツを求めて新たに大行列が出来ているらしいです。

 

ちなみに、ヒトツマミでもスイーツ特集を大好評展開中。国立や立川のあんな店こんな店をレポートしているので、ぜひチェックしてみてください。

 

第2位 国会議事堂前(下宿戦闘力82224)

 

第2位は千代田区・国会議事堂前。家賃相場は14.95万円、所要時間は45分、交通費は629円でした。

国会議事堂まで徒歩0分内閣府まで徒歩3分という恵まれた立地からか、基礎戦闘力は149500と汐留超え。耳を澄ませば、国会審議中の喧騒も風に乗って聞こえてくるかもしれません。国会前デモの様子は多分耳を澄まさなくても聞こえます。

 

あらゆる面で最強感のある街・国会議事堂前ですが、一つだけ問題点があります。Googleマップで確認する限り、総理大臣公邸くらいしか民家っぽい建物が見当たらないんですよね。最近流行りのルームシェアをしろってことでしょうか。総理大臣と。

というわけで、国会議事堂前での下宿を検討している方は、とりあえず首相官邸公式HPからの問い合わせをおすすめします。

 

第1位 竹芝(下宿戦闘力92632)

 

下宿戦闘力ランキング、栄えある第1位は港区・竹芝。家賃相場は18.6万円、所要時間は65分、交通費は822円でした。

 

竹芝?え、何それ?と思った方。竹芝はこの辺にあります。

竹芝駅に乗り入れているのは新交通ゆりかもめの1路線のみで、しかも1日の乗降客数は1600人程度です。お世辞にも戦闘力が高そうな街には思えませんが、基礎戦闘力は全街中圧倒的1位186000竹芝、一体何があるのでしょうか…?

 

ということで、行ってみました。

 

竹芝駅を出てまず目に入るのは、ホテルインターコンチネンタル東京ベイ。普通にいい感じのホテルのようですが、ガードマンが怖くて中に入れなかったので、これといって特筆すべきことはありません。

 

その隣には、竹芝ふ頭公園があります。港の風を感じる、いい雰囲気の公園です。

 

竹芝客船ターミナル、伊豆・小笠原諸島への玄関口らしいです。もしかしたら、HOME’Sは伊豆・小笠原諸島を竹芝の領土に換算して基礎戦闘力を割り出しているのかもしれません。

 

海を隔てた向こう側には、レインボーブリッジと大都会・お台場が見えます。ちなみに、お台場海浜公園の下宿戦闘力は26716と、竹芝の足元にも及びません。どうしてこうなった。

 

ホテルと公園だけじゃ生活出来ないじゃん!と思った方、安心して下さい。竹芝駅前には、ファミリーマート、すき家、モリバコーヒーと生活に必要な店は大抵揃っています。美味しそうな中華料理屋さんもありました。

 

ちなみに、竹芝駅から5分くらい歩くと、浜松町っていう普通に住みやすそうないい街があります。竹芝現場レポートは以上です。


以上、下宿戦闘力を元に算出した「一橋生が住みたい最強の街ランキング」でした。誰もが住みたい憧れの街から意外なあの街(竹芝)まで、充実したラインナップでしたね。

 

下宿生の皆さん、引っ越しの準備は出来ていますか?国立はもちろんいい街ですが、少し視野を広げてみると、意外な所に魅力的な街が見つかるかもしれませんよ。お金に無限に余裕がある人は、ぜひこのランキングも参考にしてみてください。

 

ちなみに、今回のために使用したデータは6月15日時点のものなのですが、先ほど最新版を確認したところ、竹芝の家賃相場が21.04万円に改訂されていました。どうしてこうなった。