エクストリーム登校リターンズ 「一橋生、奇橋を渡る」編 Part2

奇矯に到着……!!

Part1はこちら

前回までのあらすじ

なんやかんやでエクストリーム登校を復活させ、なんやかんやで猿橋に行くことになったtomo。

スイカの残金が足りないけど、チャージする機械が見当たらない。

さて、どうしよ。


 

5:45 猿橋駅

外でチャージすればいいんだろうけど、勝手に出ちゃって大丈夫かな……防犯カメラに写ったらどうしよ……とチキンすぎる僕。
キョロキョロウロウロして完全に不審者です。
しかしよく見てみるとこんなものがありました。

よかった。一回外に出るの合法だったんだ。(後から冷静に考えてみればそれはそう)これで防犯カメラに写っても大丈夫だ。
僕は外に出てチャージをして、もう一回中に入ってスイカをタッチしました。
一回外に出るときにおばさんと通り過ぎて、めっちゃびっくりしてキョドっちゃったので、あのおばさんには無賃乗車だと思われたのだろうか……

 

外に出てみると、朝日が出始めてかなり綺麗でした(語彙力)

6:00 甲州街道

その後紅葉を見ようと(猿橋とは違う)橋に来たら、思ったよりも高いし思ったよりも柵の隙間が空いていて、怖くなっておなかがいたくなってしまいました

↑綺麗だけど怖い。おなか痛い。

そのまま近くのセブンイレブンのトイレに駆け込み、そうこうしているうちに6:00に。
そして甲州街道を歩いています

……。

 

ただただ長い。

猿橋に着くにはこの甲州街道を30分程度歩かなければなりません。国立駅から谷保駅くらいの距離でしょうか。
そしてただただ怖い
僕の右隣めっちゃギリギリでトラックが後ろから大きな音を立てて走っているのです
そして左にちょっと足を滑らせたら30m下の川にドボンです。

田舎の国道マジで怖い

こんな道30分も歩きなくねえ……
泣きながら歩く甲州街道。


6:30 猿橋到着。

ん!?

「たくさんベッドがある……。」
(元ネタはこちらの記事)

ヒトツマミの移行作業によって過去記事にあったシーンと似たようなシーンがあるとついデジャヴ!?ってしまうのです。

気を取り直して、今回の目的、猿橋に到着です。


紅葉がいい感じですね(語彙力)

 

神社があったので「この記事がバズりますように」とお願いしてきました困ったときの神頼みです

 

橋を渡ってみました。
見下ろすと、やっぱり高いです。怖い。

怖いのですぐ渡りきっちゃいました。そもそも奇橋って時点でなんか怖いじゃん。

橋を下から見上げるとこんなかんじ。

たくさんの猿が繋がりあって橋を渡っていく姿をヒントに作られた構造らしいです。
どうやら西暦600年の推古天皇の頃の話らしいです。めっちゃ古い。

もう一つのすごい橋、一橋大学が出来たのが明治時代なので、歴史が段違いですね。負けました。


7:00 桂川

10分くらい歩くと、川辺に降りることができました。

↑川遊びの注意の看板が倒れてる……

さて、ラフティングするぞ~~~
そう思ってラフティングをやっている会社に電話してみると、
なんと、9時からしか営業していないそうでした
9時からラフティングしたら、一限には間に合いません。
エクストリーム登校からエクストリーム一限斬りに名前を変更しなければなりません

流石にそれはできません。
僕は泣く泣く電話を切りました

さて、どうしよ。
やることを無くした僕は川辺でちゃぷちゃぷ遊んでました。

↑イメージ図

 

冷たい。虚しい。

 

良い感じの写真を撮って、僕は川辺を後にしました。


7:10 猿橋公園

川辺のすぐ近くに、猿橋公園という公園がありました。普通の公演です。体操をしているおじさんが一人。また通学であろう女子高生が一人。

ああ、朝なんだ。

紅葉の朝。
綺麗ですね。
普段授業を休んで、登校は4限からが基本(しかも遅刻)の僕にはなんだか珍しく、懐かしい光景でした。

ああ、朝っていいな。

とても心地良いです。

 

7:30 猿橋駅

さて、帰路につきます。
何故なら一限に出なければならないから。
それが「エクストリーム登校」なのだから。


8:30 国立駅

戻ってきました。

高校生、大学生、サラリーマン。様々な人であふれかえっています。
これが日常。朝のちょっとした非日常はおしまいです

この時間なら1限は余裕で間に合います
僕は陽気な足取りで大学へと向かいました。

↑1限前の大学

是非皆さんも、朝1限が始まるまでの時間を使って、旅に出掛けてみてはいかがですか?

エクストリーム登校 「一橋生、奇橋を渡る」編、完。


おわび

実はこの記事で皆さんを騙していた事実が一つあります。

実は僕、この日1限ありませんでした
あたかも1限ある風に語っておいて、実は2限からなのです
まあしかし「1限の時間に間に合うこと」がエクストリーム登校の醍醐味というかテーマなので、仕方がなかったのです。

さて、僕は1限の時間が空いていたので、部室で軽く昼寝をすることにしました。
旅の疲れか、すぐに眠りにつきました。

 

そして目が覚めると……

 

 

 

11:07

 

 

2限、遅刻です。