会計学概論 実践編〜お釣りの枚数を少なくする払い方は?〜


こんにちは、ライターのツチノコです。

 

ヒトツマミを読んでいると、思うことがありませんか。

面白いけど、面白いけど、面白いんだけど、

役に立たないなあー!!!!!(面白いけど)

 

 

そんな読者の皆さんの思いを察知して、今回は気持ち悪いほど役に立つ記事です。その名も「会計学概論 実践編」です。

会計といっても商学部の得体のしれないやつではなく、レジでの会計のことです。

つまり

買い物のとき、財布の中の小銭の枚数が可能な限り少なくなる払い方をしよう

ということです。

よく考えたら小銭はうまく使えば最大でも500円玉、50円玉、5円玉各1枚、100円玉、10円玉、1円玉各4枚の15枚以内に収まるはずですよね。

 

 

突然ですがここであなたの小銭運用能力をテストします。次の質問に答えてください。

 

Q.756円の買い物をしました。手持ちのお金が以下のとき、小銭が少なくなる払い方は? 10秒以内に考えてください。

正解は1311円です。

10秒以内に答えられたあなたはすでに小銭マスターであり、この記事を読む必要ありません。時間の無駄なので光速で閉じましょう。

 

 

えっ、何この金額……? と思った方、

安易に1000円札を出した場合と比較してみましょう。

 

1000円を出した場合

もはや炉に入れて溶かしてしまいたい。

 

1311円を出した場合

すっきり! すばらしい! 

 

このようにちょっと工夫するだけで19枚→7枚になってしまうんです。

工夫して払うのはただ財布が軽くなるだけでなく、ゲーム感覚で楽しいんですよ。アプリまであるほどです。しかも100万人遊んでます。

https://itunes.apple.com/jp/app/nao-li+-zhi-fani-ji-shu-jian/id426921880?mt=8

 

 

というわけで、レジ経験のある筆者が財布の小銭をなるべく少なくする払い方のコツを紹介したいと思います。

 

※文系のため算数的な説明は下手です。また、あくまで筆者がやっている方法ですので算数が得意な方からしたらもっといい方法があるのかもしれません。ご容赦ください。

 

払い方のコツ

 

基本的な考え方は、なるべくお釣りを500円、50円、5円玉でもらおうというものです。

なんとなく難しそうに思えますが、複雑な計算は要りません。

 

出す金額は、一の位から順に、

「ちょうどあれば出す。なければ引いた数があるか確かめて、あれば出して次の位の数に1足し、5引いた数もなければ5/50/500円出すか0にして次の位の数に1足す」を繰り返した額です。

こう書くとややこしい感じがしますが、実際にやってみると単純です。

 

さっきの756円の買い物の例でやってみます。

まず一の位6円を出そうとします。この時1円玉はあるが5円玉がなくて6円にならないとします。そうしたら6円から引いた数の1円を皿に置き、次の十の位の数にを足して繰り上げます。

次に十の位ですが、繰り上げが発生したため、5+1=6つまり60円を出そうとします。先ほどと同じように、ちょうど60円がなければ6-5=1つまり10円を皿に置き、次の百の位の数にを足して繰り上げます。

次に百の位ですが、繰り上げが発生したため、7+1=8つまり800円を出そうとします。先ほどと同じように、ちょうど800円がなければ8-5=3つまり300円を皿に置き、次の千の位の数にを足して繰り上げます。

これで1311円皿に乗っていることになり、完成です。

ここで、例えば百の位で800円を出そうとしたとき、300円がなく、次のようだったとします。

 

8>5なので500円玉を出すこともできません。その場合、百の位は0にして次の千の位の数に1を足して繰り上げ、1011円となります。

 

案外単純ですよね。毎回これをやれば15枚以内に収まるのです。

 

次の例題が解ければもうあなたは小銭マスターです。ぜひやってみてください。

 

例題

387円の買い物で、手持ちのお金は100円、10円、1円が4枚ずつだったとき、払い方は?

 

 

答:442円

 

それでも15枚を超えてしまう方は

 

(そんなはずはないのですが)15枚以内にすることより、余分な小銭を有効活用することを考えましょう。

 

小銭の有効活用法1 貯金する

小銭を貯金箱に入れます。すると小銭がたまっていきます。

 

 

小銭の有効活用法2 インテリアにする

小銭をそのまま置いてもだらしない感じがするだけですが、立てて置くだけでお洒落なインテリアに早変わり。

見る者を妙に落ち着かない気分にさせ、日常にピリッとした緊張感を与えてくれることでしょう。

 

 

小銭の有効活用法3 携帯用真田丸

もはや説明不要ですね。

コンパクトで軽量かつスタイリッシュでいつでもどこでも持ち運べ、非常に便利です。

ちょっとコンビニに行くときなんかも、ポッケに突っ込んどけば安心ですね。


以上です。

皆さんも、小銭マスターを目指しましょう。楽しいですよ。

まあそんなに小銭がいらないんだったらカード使えばいい話ですけどね。