“スタバでデブ活♡” なんて甘い!本当のデブ活、お見せします。
ご無沙汰しております、蛮勇亭にゅーとんです。
夏学期に入ってから記事を久しく書いていなくて、1年生からすれば誰こいつ?って思うかもしれませんが、主にクソコラを書いているライターです。
要はくだらない記事担当です。そんな私の今回の企画はこちら!!
これぞ最恐のデブ活!!
アメリカ滞在1週間の間で食べたものを全て公開、デブ活の結果はいかに……?
いやいやくだらなさすぎるでしょ!と思ったそこのあなた!
その通りです!!
これには個人的事情も絡んでおりまして。
高校時代にアメリカに1年間留学した結果体重が25%増してしまい……(日本に帰国後は元に戻りましたが)。今回はその留学先の友達の家を渡り歩く1週間の旅で、過去の教訓もあり、”今回は決して太るまい!” と決心し、記事にしたら抑止力になると思ったわけです。
ということで、今回の記事ではアメリカでの食生活をご紹介するとともに、帰国前の私の体重を “100にゅーとん” とし、帰国後に何%増加したのかを検証することとします。考え方としては、あの2頭身のネコのキャラクターがりんご○個分の体重だ、みたいなことです。
くだらなくてすみません!!
でもアメリカの食文化がたっぷり詰まっているので読んで後悔はさせません!!
”スタバでデブ活♡” とかふざけたことを言っているその辺の女子大生に衝撃を与えてやる……!!
小学生の夏休みの絵日記を読む感覚でどうぞ。
というわけでひとまず最恐のデブ活をご紹介します。
飛行機酔いの激しい私は機内食がほぼ食べられなかったので、シカゴ空港に着いてからが初の食事です。
ちょっとまだ酔っていましたし、人の家に行ったら高カロリー食を勧められることがわかっていたので、せめて空港ではヘルシーに食べようと思って健康そうなサンドイッチを探したのですが……
ない!!!!!!!!
というより、探している間にこんな看板を見つけました。
このお店の人たち、”ONLY” の意味をわかっているのだろうか?
何が ”ONLY 730-1769 CALORIES PER SERVING” だ???
1769カロリーなんて1日の摂取カロリーを超えてるぞ!!!
食品売る前に英語の勉強をしなおしてこい!!!!(飛行機酔いのせいで少し機嫌が悪かった私。)
やっとの思いで見つけたサンドイッチは240カロリー。それでも大きさは文庫本と同じくらいです。
疲れもあって半分くらいでギブアップしてしまいました。
5時間のトランジットがあったため暇すぎてひたすら人間観察をしていましたが、警備員がポップコーンを食べながら空港内を巡回していてなかなか面白かったです。”ちゃんと仕事しなよ?何かあったらポップコーンを放り投げて走り出すのかな?” とか思いつつじっくり観察……。
ようやく2つ目の飛行機を降り、目的地のミシガンに着きました。
なんとアメリカで銃殺率1位の街の隣町に滞在します。わーい!!
なんだかんだ田舎町なのでめちゃくちゃ安全でした。夜に車で通るとドラッグの取引が多く見られましたし、高校に定期的に麻薬探知犬がやってくるという異文化でもありましたが。
友人宅に着き、よく一緒に行っていたステーキ屋さんに向かいます。日本にもあるOutbackというお店です。
有名なタマネギを丸ごと揚げたものと、チキングリルを頼みました。
(“ステーキ屋さんでチキン頼むの?” というツッコミはしないでください。チキンの気分でした。)
久しぶりにアメリカのレストランに行き、高カロリー料理になんだかほっこりしました。
タマネギは3人で半分ほど食べ、チキンは1人で半分ほど食べ、残りは持ち帰って翌日のお昼ごはんにしました。お店で頼めばお持ち帰り用の箱をくれるので、罪悪感なくご飯を残すことができるのがアメリカの魅力です。日本は衛生法がどうのこうのとか言われてダメですよね。頭固いな〜。
お腹いっぱいになったので家に帰ったらもう何も食べなくていいやと思いつつ……
帰って友達が開口一番 ”Let’s make brownies on top of cookie dough!”
はい、夜の10時からLet’s Cook!! ブラウニーだけでは満足できず、その下にクッキー生地を敷いて作るのがアメリカ流。このスタイル、大好きですが大罪です。
当然焼きたてのブラウニーを食べたいので1つ食べます。
さらに友達が ”THEアメリカ” な味のポテトチップスを集めておいてくれたので、それもつまみます。
意外とどの種類も普通に美味しいです。
……とかいう問題じゃないですよね。満腹に晩ごはんを食べたあとにブラウニー×クッキーを食べておいて、ポテチをつまむとか何事だああああ???
でも郷に入れば郷に従え、と言いますし、アメリカ文化に染まることにしました(言い訳)。
これらの大罪、夜11時前に犯しました。これは太る。
朝ごはんはヘルシーにスクランブルエッグとトーストを。写真撮り忘れました。
と、ここで終わるはずが……
朝ごはんなのにデザートを食べました。理由は聞かないでください。
お昼ごはんは1日目の晩ごはんの残りを食べ、その後私と同じ時期に留学生としてミシガンに滞在し、ちょうど遊びに来ていたデンマーク美女とアイスクリームを食べ……(また写真を撮り忘れました。)
さすがにこのあたりで危機感を感じたので、晩ごはんはヘルシーにナチョスとオーブン焼き野菜を作ってもらいました。
写真の撮り方が雑な自覚はあります。許してください。写真撮り忘れないように必死に頑張りました。
“ヘルシーに” とか言いつつ結局食後にブラウニーを食べました。理由は聞かないでください。
晩ごはんを食べたあと、別の友人宅に移動したのですが、この家庭が本当に最恐で……
家族4人揃って底なしなお腹で、かつ来た客は腹20分目まで満たさない気がすまない家庭なわけです。なんとなーく嫌な予感がしていたのですが、夜9時頃にその家に着いたら、私が愛してやまないクッキーを大量に焼いて待っていてくれたのです。
ブラウニーくらいの分厚さのクッキー。
友人グループ内では通称”ドラッグ”と呼ばれるほど美味しくて、一度食べだすと止まらないクッキーなんです。私が留学中に激太りした原因の40%はこのクッキーと言っても過言ではないくらいです。
当然そんなものを用意されたら我慢できるはずもなく、晩ごはんのあとにブラウニーを食べたにも関わらず、頂きました……ただし1つですよ!!(当たり前)
でもそのクッキーを食べていたら、”THIS IS AMAZING”とグラスを渡され、入っていたのは自家製のバタービール。
いやいや、バタービールに自家製も何もあるんですか?と思うかもしれませんが、この家庭、エチオピア料理すら手作りする家庭なのでなんでもありなのです。
1クリームソーダにいろんなものを足して作っていました。
飲んでみたら……死ぬほど甘い!!!さすがの私も3口ほどでギブアップしました。
この家庭に滞在するあと2日のことがとても不安になりました。
土曜日ということでブランチです。
はい、朝の10時からグラタンです。
もう一度言います。朝の10時からグラタンです。
そして食べ終わった頃にそばを通った友達のお母さんが私のお皿に例のクッキーを乗せました。断れるわけがありません。
食べました。
夜は一橋大学とも協定を結んでいるUniversity of Michiganの大学街にある韓国料理屋さんに行き、チヂミと焼肉をいただきました。ちなみにチヂミは英語でKorean Pancakesと言うみたいです。
家に帰ると何やら友達のお母さんが台所でごそごそし始めます。リビングルームでだらだらしていた私たちのところに漂ってきたのは焼きたてのクッキーのいい香り……
“I baked some more. Have some while they’re fresh!”
と言われ、我慢できるわけもなくまたもや夜10時頃に大罪を犯します。
さらに大罪なのが、周りがみんな2つ食べていたので……まぁつられましたよね(笑)
ここまでこの通称 ”ドラッグ” のクッキー、合計4つ食べています。中毒性が高いです。
ちなみにクッキーと言えば、アメリカ独特なのが ”クッキーケーキ” です。
要はケーキのスポンジ部分がクッキーになっている、超高カロリーなケーキです。
もう発想がおかしい。
美味しいものをかけあわせたからってなんでも美味しくなると思うなよ……!!
とかいいつつ、甘すぎるかと思いきや、意外と癖になります。ぜひ日本で作ってみてください。何がなんでも食べに行きます。
日曜日はいつも教会に行ったあとにブランチなので、教会に行く前は各自で適当に食べます。なぜだかめちゃくちゃお腹が空いていたので、クッキーを食べようとキッチンに入ったらお母さんがいます。
“Do you want some cookies for breakfast?”
“Yes please.”
と言った瞬間嫌な予感がしました。私は1つしか食べないつもりだったのですが、渡されたお皿に入っていたのは2つ。なんとなく断れず、朝から2つ食べました。ここで計6つ。
教会から帰ってきたあとのブランチは牛肉の煮込み、マッシュポテト、グラタン。
もうここまでくるとこの食事がめちゃくちゃヘルシーに思えてきました。この家庭ではこの食事が最後でした。思ったより高カロリーではなかった……というか単純にクッキーを我慢できない私の問題な気がしてきました。
夜は別の家庭と合流して”日本”料理屋さんに行きました。
日本に””をつけたのは、日本料理からはかけ離れたパフォーマンスがされ、そして料理が出るからです。“Japanese Samurai!!” と言いながらシェフが包丁を振り回し、下の動画のように鉄板で肉や魚、野菜を炒め、”VOLCANO!!”と言いながらタマネギのタワーに火をつけます。
これが普通の分量に見えますが……
その上にまたどかんと料理を乗せられます。3分の1だけ食べてあとはお持ち帰りに。
この後、別の友人宅に移動し、残りはその友達がしっかり食べてくれました。
友人宅に着くと、晩ごはんを3分の1しか食べていなかった私は、“これ、食べても大丈夫じゃない?” と甘い考えを持ち、例のクッキーを1つ食べました。(友達のお母さんがわざわざ持ち歩き用にZiplockに入れて渡してくれました。) これで計7つです。自分、いい加減にしろ〜(笑)
このクッキーを食べ終わったあたりでもう1人友達が家にサプライズで突撃してきて、なんと手にはピザの箱が……。
留学中はこの友人宅によく泊まっていたのですが、彼女の家には常にピザが冷蔵庫に入っていて、お腹が空いたらいつでも食べてよいと言われていたので、真夜中に食べたりしていました。今考えると恐ろしいことをしていました。
その名残もあり、友達がサプライズでピザを持ってきてくれたので、さすがに食べないわけにもいかず……(また写真を撮り忘れました。)
大反省をしながら眠りにつきました。
朝は友達がベッドの上を飛び跳ねたことに起こされました。”凶暴だな〜”とか思いながらキッチンに向かうとなんと朝ごはんを用意してくれていました。彼女、サマースクールに通っており、その日の朝10時からテストだったのにわざわざ作ってくれました。神様。
ターキーベーコン(普通の豚のベーコンより多少はヘルシーらしいです)とブルーベリーパンケーキ、そしてスクランブルエッグです。
写真を撮りつつ記事のことを説明すると、”Take a picture of my dish so you can compare the portion with Americans.”と言われたのでパシャり。
2倍ですね(笑)
お昼はみんな大好きTaco BellでBurritoを。晩御飯には前日の残りのピザを食べました。THE アメリカンなごはんです。
(写真忘れましたごめんなさい)
正確にはBurritoの皮の部分がQuesadia(とうもろこしで作ったクレープ状の生地にチーズを挟んだもの)になっているので、より高カロリーなBurritoです。調べたら600カロリー超え。まじか……。
晩ごはんのあとに別の友人宅に移動。
例のクッキーがまだZiplockに4つ残っていたので、自分の食べる分を減らすために友達に1つ勧めます。自動的に自分も食べます。計8つです。あははははは。
朝ごはんは、アメリカのBed & Breakfastによく置いてあるような機械でワッフルを作りました。いわゆる映画に出てくるワッフルですね。
今見るとバター塗りすぎシロップかけすぎ!!と思いますが、アメリカのテンションで手が滑ったことにしておきましょう。
お昼ごはんはお腹が空かなかったため、例のクッキーのみにしました。これで計9つ。Ziplockに入っていたものも全てなくなったのでこれで ”ドラッグ” とはおさらばです。1つ少なめに見積もって200カロリーだとしても1800カロリー。恐ろしや。
晩ごはんは友達と一緒にお寿司とタコスを作りました。ちなみに友達はメキシコ系だったので、メキシコ系の友達と私でメキシコ料理と日本料理を作るというまさに食文化の交流をしました。
お寿司はサーモン、アボカド、きゅうり、ツナマヨ、たまごを用意して適当に組み合わせただけだったのですが、友達の家族から “They’re so much better than the ones we got at Bueches(地元のスーパーの名前)!” と絶賛されました。海外行く方はぜひお試しください!海苔さえ持っていけば、お米は現地でだいたい手に入るので。
タコスの皮は粉から手作りしました。さすがメキシコ系の家庭ですね。
“ちゃんとヘルシーな食事だああ!” と自分を褒めていたのに、日本の友達に写真を送ったら “量多くない?” と言われました。どうやら感覚が麻痺してきたらしいです。
友達のお母さんに”We have ice cream for dessert.”と言われましたが、友達と一緒に耐えました。私、偉い。(当たり前)
朝ごはんはアメリカスタイルにレーズンシリアルを。
留学中に発覚したことなのですが、意外とドライフルーツって糖分多いので太るらしいです。留学中にヘルシーだと思って毎日ドライフルーツのグラノーラミックスを食べていたのですが逆効果だったみたいです。皆様もお気をつけください。
お昼は友達とパスタ作り。
その後映画館に行ったあと、ミシガンにしか存在しないボストンクーラーという、ジンジャーエールにバニラアイスを浮かべた飲み物を初めて飲みました。“ボストン” なのにミシガンにしか存在しないという不思議なものです。
なんとこのボストンクーラー、あとで調べてみたら572カロリーありました。(出典:http://haloburger.com/nutrition.php)
あはは……と思いつつ、1年間住んだミシガンでまだお目にかかっていない食べ物だったのでよしとしました!(言い訳だけは達者になっていきました)
ちなみに映画館は1人4ドルで、あまりに空いていたためシアター1つを友達と2人で占領していました。日本でもそんな良心的な値段で貸切してみたいものです。田舎っていいな。
晩ごはんは私の旅行の最終日にお決まりとなったピザ。
このピザ、日本ではあまり見かけない四角いタイプで、とにかくクラスト部分がめちゃくちゃ美味しいんです!
留学中は平気で晩ごはんから夜中にかけて4枚くらい食べていましたが、さすがに今回は2枚にしました。
“お腹いっぱいでもう何もいらないな〜”と思っていた矢先に、友達のお母さんが”Wanna go get ice cream?”
昨日はアイスの誘いを断ったことと、最終日であったことから “ええい!どうにでもなれ!” の精神で行くことにしました。写真を撮り忘れたので食べたこと自体を隠蔽しようと思ったのですが、気高い良心(そんなものは私は持ち合わせていませんが)に阻まれました。
キャラメルチーズケーキみたいな味で、Singleを頼んだのになぜか2スクープくれました。さすがアメリカ。
私と友達が注文し終わったあとに友達のお母さんが注文せずお会計をしようとするので、友達と2人で “え?” という反応をしたら
“I’m not fat enough to get any after eating PIZZA!!”
と呆れ顔で言われました。いや、アイス食べに行こうって言ったのあなたじゃん!!!
こんなわけでアメリカ人にも”Fat”と言われるような食生活で最終日を締めくくりました。
“昨日が最終日だったのにまだ続きがあるの??”と思わないでくださいね(笑)
朝6時の飛行機に乗るために4時半頃に家を出発するので、何も食べないだろうと思っていたのですが、自分の胃を舐めていたみたいです。朝4時に起床の時点で他に何も考えられないくらい空腹でした……。
“Can you please stay here? You can live in my basement. I will miss you so much.”
という友達の優しい言葉に対しても
“I’m too hungry to think about anything else.”
と答える始末。さすがにあとから考えてこれはありえなかったな、と思いました(笑)
というわけで仕方なく友達が空港まで運転してくれている間、車の中でバナナを食べました。
……にも関わらずミシガン空港から飛行機でシカゴ空港に着いた頃にはまたお腹が空き始め、通りかかったお店に入ることにしました。
もう最後だからって考えが甘い。ただのアホ。
頂いたのはベーコンチーズオムレツ。ポテトとトースト付き。
Breakfast menuなのにもはや朝ごはんの分量じゃない。
とか言いつつ、すっかりアメリカの量に慣れてしまった私は、トースト1枚以外は全てたいらげました。美味しかったもん、仕方ない。慣れって怖いですね……。
そんなこんなでアメリカでの1週間の生活を終えました!!
さて、体重はどうなっているでしょうか?
記事的に面白い数値は、”120にゅーとん” くらい激増しているか、逆に ”95にゅーとん” のように少しでもいいから減っている数値ですよね。
お願いだから、後者であってください!いくら記事のためと言っても激太りは嫌です!!
どうか!!神様!!!!!
結果:101にゅーとん
1%増
………………。
一番面白くない数値。
どうやら強靭な私の体はアメリカの食生活にも負けず、現状を維持したようです。
まぁ記事を書く目的が”抑止力”だったことを考えると大成功なのですが、記事的には全く面白くないですよね(笑)
ほんっとうにくだらない記事で申し訳ありませんでした!!
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
以上、蛮勇亭にゅーとんでした。
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