「あけましておめでとうございました。今年届いた年賀状の枚数が2016枚だったらいいな、なんて思いながら、2016年になってからまだ一歩も外にでていないので年賀状が届いているかすらわかりません」という前置きを2015/12/27に書いています。怖い話！

改めまして、おめでとうございます。噂のそうせきゅんです。

 

 

さてさて、やっぱり、縁起良く新たな1年を始めたいな～と、私は去年の12月後半からぼんやり考えていたわけであります。

でも、そのために準備できることって何かあるでしょうか？

 

どれだけ頑張ってもおみくじで大吉を出せるかどうかなんてわからないし、大掃除はしたくないし、いや、そもそも2016年の縁起なんて、どうやって左右するんだ…？

 

「未来」なんて、どうせ私の手で変えることはできないんじゃないかな…。

 

私はこの時、私の「夢」を見失ってしまったのです…。

 

…「夢」？

 

…「夢」…！？

 

「夢」！？！？！？

 

 

そうだ、私には、私の手で左右できるかもしれない「未来」が、「夢」がありました！

2016年を気持ちよく始めるために、私ができること！

 

それは、「初夢」の中に「富士」「鷹」「なすび」を登場させる準備です！

 

夢の中に好きなアイドルを登場させるために必死で努力した経験がある人はいませんか？

同じように、とにかく「富士」「鷹」「なすび」を初夢に登場させる準備をしておけばいいのでは！？

それなら、2015年中に2016年を気持ちよく迎える準備ができ茄子！

 

 

題して！「初夢に一富士二鷹三茄子を登場させようプロジェクト」

 

略して！「初夢FTNプロジェクト」

 

 

一応、一富士二鷹三茄子について説明しておきます。

 

故事ことわざ辞典によれば、

江戸時代からのことわざで、由来は諸説あるが、将軍徳川家康に縁の深い駿河の国（静岡県）の名物を、日本最高峰の富士山、富士に棲む名鳥の鷹、他国よりも早く産出するがも初茄子を並べたとされる説が有力である。

他に、駿河の国で高いものを並べたという説、「富士」が「不死」に通じるので不老長寿を意味し、鷹は「高、貴」と通じるので出世を意味し、茄子は実がよくなるので子孫繁栄を意味するという説もある。

初夢は元旦の夜あるいは二日の夜に見る夢で、昔は節分の夜から立春の朝にかけて見る夢とされていた。

あとに続けて「四扇五煙草六座頭」「四葬礼五雪隠」などともいう。

とのこと。

 

 

さて、それではどうすれば意中のブツが夢に出てくるでしょうか。

 

いくつかの方法を考えてみました。

 

方法A　とにかくその単語を見まくる、聞きまくる。

方法B　枕もとに置く。

方法C　その物になっちゃう。

 

どれも効果がありそうですね。

それでは早速実行してみましょう！

 

まずは、富士から行きましょう。

方法Bを試してみようかと思いましたが、さすがにコストがかかりすぎるので断念。方法Cはもちろん無理。では、方法Aを試してみましょう。「富士」がでてくるもの…そこで二つ思い浮かんだので、二つ実践してみました。

 

その１「富嶽百景」を読む

高校時代の授業で読んだ人も多いであろう、太宰治の「富嶽百景」。富士山のある風景を舞台に物語は進んでいきます。

読み進めていると、登場人物の娘さんのこんなセリフが…

 

「あたしは毎朝、お客さんの書き散らした原稿用紙、番号順にそろへるのが、とつても、たのしい。たくさんお書きになつて居れば、うれしい。ゆうべもあたし、二階へそつと様子を見に来たの、知つてる？　お客さん、ふとん頭からかぶつて、寝てたぢやないか。」

 

ヒトツマミの記事の更新に追われている身としては、なんだかえぐられるセリフです…

辛いからこれ以上読むのはやめよう…ああでも娘さんかわいんじゃ～～～

 

 

その２「富士山」を聴く

最近映画が公開され、絶好調の電気グルーヴの名曲、「富士山」。その歌詞は

 

見ての通り、富士山だらけ。

これを元旦寝ている間中聴きつづければ、夢に富士山がでてくるであろう…！

 

 

因みにこの「富士山」を演奏する電気グルーヴのライブ映像ですが、ボーカルのピエール瀧がなんと方法Cを試していました！是非ご確認ください。

 

お次は鷹です。

鷹…ヒトツマミで鷹といえば、年始からこれを読んでいらっしゃる親愛なるヒトツマミストの皆さんならご存知ですよね？

尊敬する偉大な先輩、鷹・カーンさんですね。

鷹・カーンさんは、モヤ多摩の記事で有名なヒトツマミライターですよね。

 

方法A,B,Cからはズレますが、鷹・カーンさんの記事を読めば、夢に鷹でてきそうじゃん。

ってか、鷹そのものじゃなくても、鷹・カーンさんが夢に出てきたら縁起よさそう。

いや、もういっそのこと、夢の舞台が多摩ならいい気がする。

 

因みに私のおすすめモヤ多摩ランキング第一位はこちらです。

 

 

人生20年目にして初のりんご飴を買うのとか、なんかいいですよね！

 

というわけで、元旦寝る直前まで鷹・カーンさんの記事を読み続けて、

方法B,枕もとのスマホにモヤ多摩を表示させたまま寝ることにしました！

 

 

もしくは、編集長のたかたさん…いや、鷹たが夢にでてくるのもアリですかね。

新年早々「野草食べよう」なんて言われるのも、アリですよね…。

 

 

これは、方法Cその物になっちゃうを実行しました。

夢には絶対に自分がでてくるわけですから、自分が茄子になっちゃえば、茄子も夢にでてくるってわけです。

 

 

はい、これでもう身も心も茄子です。

撮影中校内を通りかかった子どもたちの視線の耐え難きを耐え、忍び難きを忍び、私は茄子として生まれ変わったのです。

 

子どもA「あー！見て！」

 

子どもB「なんか茄子がいるよー！茄子！」

 

子どもC「え、なんか変な茄子だ！」

 

子どもB「茄子だ茄子だ！」

 

って言ってたので、多分自意識だけじゃなく客観的に見ても茄子だったのでしょう、私は。

自他ともに認めれば、もう私は茄子です。

これでおそらく、茄子として茄子の夢を見ることができるに違いありません。

 

 

この記事を書きながらも、私は茄子ライターとして生活しているのですから。

 

はい、以上様々な方法を実行し、準備は万端。

 

1/1の夜を無事迎え、昨日はぐっすりと眠りました。

 

時は過ぎて、今日、1/２です。

昨日どんな夢を見たか、本当のことを発表します！

記事を面白くするために嘘をついたりはしていません！

本当に見た夢を発表します！

 

 

 

よつばとを読んでいるところから夢スタート

↓

昼食を食べるということで、手洗いうがいをしにいったら、のどから出血

↓

クラスの女子が「のど消毒棒」を発明したらしく、それを借りてのどを消毒する

↓

「のど消毒棒」を返却しにいく途中、笑い飯の活動を支えるボランティアのポスターを発見する

↓

ポスター見てニヤニヤしながら食事の席に戻ると、突然隣に座っていたゼミの友達が泣きながら席を立つ

↓

ゼミ友を追って話を聞くと、どうやら私がゼミ友の持ってきたマグカップについて私の手柄であるかのように振る舞うなど配慮のない行動をしまくったらしく、怒っているらしい

↓

とりあえず謝って、トイレに行く

↓

トイレの待合室に美女が3人いて、私の話を聞き慰めてくれる

↓

トイレを出たところでライターのぶってぃーとすれ違ったので、「トイレになんか美女がいたよ！」と報告する

↓

そのまま新年パーティーに向かう(新年パーティーにはさっき泣かせちゃったゼミ友も来るらしいので行きたくないな〜と思ってる)

↓

新年パーティーには爆笑問題の太田さんから、高校の同級生まで、いろんな人が来ている。自由席なので、どこに座ろうかと迷うが、太田さんと会話続ける自信がないので高校の同級生のいるテーブルへ

↓

パーティーが終わりさっき泣かせちゃったゼミ友と話す機会を得る

↓

私の使える魔法を彼女は使えないらしく、その魔法のやり方を教えるうちにゼミ友の怒りがおさまる

 

 

 

という初夢でした。

あんなに頑張ったのに、富士も茄子も鷹もでてきませんでした。申し訳ありませんでした。

その上あんまり面白くないっていう。申し訳ありませんでした。

 

まあ、代わりにゼミ友、ぶってぃー、爆笑問題太田さんがでてきましたよ。一ゼミ友ニぶってぃー三太田さんということで、縁起悪くはないんじゃないですかね。

 

 

皆様の初夢はもっといい夢だったことを祈ります、それでは、今年もよろしくお願いします！