かっこいいは、つくれる。
ミヤビです。最近の寒さで体調を崩して、森山直太朗の《夏の終わり》を聴きながら布団の中でPCを叩いているんですが、なんとなく人生の最終回っぽさが出ています。
さて。このあいだ聞いた話なんですが、夏って夕焼けを撮るのに適した時期らしいんですね。確かに、雨も多いので夕焼けが妙に映えたり、影も長くてなんとなくノスタルジックだったり。僕も一人で散歩して写真をパシャパシャ撮っては「夏が終わったら死にたい」と呟いておりました。寿命が迫っています。
で。そんな夕焼けをより綺麗に収めようということで先日のカメラ紹介記事もアップされたのですが、しっかりとしたカメラを手にするのは出費的に困難、という人が大多数でしょう(大多数に含まれない石油王の方は僕にお金をください)。スマホでちょっと頑張るのが関の山。でも、そんな写真もちょっとした加工で見栄えが良くなるとしたら……?
今回はAndroid・iOSの両方でリリースされている無料写真加工アプリ、「Photoshop Express(PS Express)」を使って、この写真を
こんな風に加工したいと思います。
見る人が見たら怒りそうな加工ですね。でも僕は素人なのでコレで満足してます。批判や誹謗中傷は編集長にお願いします。
ちなみにこのアプリ、写真加工ソフトで有名なPhotoshop(通称フォトショ)のスマホ向け簡易版です。
では早速、手順をどうぞ!
※アプリのDLはコチラからどうぞ
0.まずは登録しよう
このPS Expressというアプリ、みんな大好きAdobeが提供しているアプリなのですが、全ての機能を使うには登録が必要です。とはいっても、FacebookあるいはGoogle+のアカウントに紐つけられるので、そうすると便利だと思います。電子メールアドレス経由でAdobe IDを取得する方法もあるので、どちらでもどうぞ。
1.明るさ(Clarity)
明るさを調整します。明るさというより鮮明さの調整。基本的に上げておくと後々いろいろ役立ちます。ここでは35に設定。
2.シャープ(Sharpen)
輪郭を際立たせます。上げるとストラクチャが際立ちますが、ノイズが乗りやすいので注意します。でも今回はさして問題ないので75に設定。
3.ノイズを低減(Reduce Noise)
ノイズが減る、というより全体的になめらかな質感になります。こうすると馴染みやすくなる。ここでは40に設定。
4.曇り取り(Defog)
結構重要なパラメータ。スマホのカメラで撮るとどうしてもボヤッとしてしまう画像をクリアにします。全体的に鮮やかに。ここでは75に設定。
5.露光(Exposure)
これは±10以内に収めたほうが良いです。元画像に依って明るくしたり暗くしたり。ここでは5に設定。
6.コントラスト(Contrast)
そこそこ重要なパラメータ。空の色とビル影、空の色同士の差異をハッキリとさせます。ここでは50に設定。
7.ハイライト(Highlights)
反射光の調整……といっても良く分からず。明るさや露光、後述のシャドウとのバランスで使うと良い感じ。ここでは10に設定。
8.シャドウ(Shadows)
陰影を調整します。雲の色やビル影を深めたり出来たり。ここでは-10に設定。
9.色温度(Temperature)
色の寒暖を調整します。プラスにすると赤っぽく、マイナスにすると青っぽくなります。あまり上げない方が良さげ。ここでは10に設定。
10.色合い(Tint)
色合いの調整をします。あまりいじらない方がいい。ここでは5に設定。
11.自然な彩度(Vibrance)
色と色の間を補完して彩色してくれます。コントラストの調整とのバランスで。ここでは40に設定。
……という感じでした。慣れれば1~2分くらいで出来ます。以下に動画としてまとめたので、よろしければどうぞ。
このPS Expressにはフィルターという機能もあり、「○○っぽい」画像を作成することが出来ます。無料とは思えないほど充実したアプリですので、これを機にインストールしたらいかがでしょうか。