珈琲学概論

カフェイン摂取で終わってませんか?


遊びに食事、新歓・OneFes準備で充実(と書いて3徹を決めると読む)の春休みを過ごしております、ゆーきゃんです。

 

入学当初から大学生らしい徹夜がデフォルトの生活を送っている人も多いと思うのですが、徹夜の御供といえば……

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これや

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これなんかもありますが、やはり王道は

珈琲ですよね!

 

 

 

私は学問に対して真摯に向き合う模範的な学生なので、一夜漬けを一年間くり返して短期記憶でやりすごしてきました。勉強中睡魔に負けそうになる私を何度も支えてくれたのが珈琲でした。

 

 

 

同じように珈琲を眠気覚ましとして活用している人は多いと思うのですが、本格的な珈琲を飲みに行ったことがある人は少ないのではないでしょうか?

 

 

 

せっかく大学生なんだから、洒落た喫茶店で本格的な珈琲をたしなむ高等遊民的生活をしたい!

MAXCOFFEEで終わりたくない!(MAXCOFFEEもおいしいです、何度もお世話になっております)

という人も多いのでは?

 

 そこで今回は本格的な珈琲の楽しみ方を、珈琲店の店主に直接伺ってきました!


珈琲専門店

 

 

 

一度足を運んでみたいけれど、敷居が高そうな場所の一つですよね。

 

私も珈琲は好きですが、「アジノチガイガー」とか「豆ガー」とか言われた瞬間に沈黙以外の選択肢を失うニワカなので専門店には行けずにいました。

 

 

 

そんな私ですがヒトツマミ随一のカフェインジャンキーライターに「雰囲気最高の店がある」と言われ、のこのこと珈琲専門店に足を運んでしまいました。雰囲気最高って言われたら行くしかないじゃん!

 

 

 

 

 

店に入ってみると中にいるのは常連のみ。

「マスター、いつもの」「淹れ方、変えた?」といった、どこか憧れるような高度な会話が繰り広げられ、会話の後に残るのはBGMのフリージャズと沈黙。

 

客層は50代後半の男性が中心で、風貌に統一感はないが皆「洗練されている」のは分かる。メニューには見たことも聴いたことも無い言葉が並んでいる。一見さんお断りだったのだろうか、入った瞬間に店全体の空気が、静かに、しかしはっきりと鋭く

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あわわわわわわわわわわわ

 

 

 

 

 

 

 

と、珈琲専門店に対する勝手な妄想を爆発させながら、期待と緊張を胸に取材させていただく店に赴くと…

 

 

ガラス戸で明るい外装に、入りやすくお洒落な店内が待っていました。

 

 

専門店の店主に聞く、本格的な珈琲の楽しみ方

今回は、お邪魔させていただいたのはこちらのお店。

珈琲ぶん

1-8-30 イトーピア国立1F
TEL 042-505-9204
OPEN 11:00 CLOSE 20:00
毎週水曜定休
国立駅南口より徒歩2分

 

珈琲にまつわる様々なことについてインタビューさせていただきました。

 

 

 

 

ーーー私達は大学生なのですけれども、本格珈琲を飲んでみたいけど飲めてない、淹れてみたいけど淹れられない、何を選んで良いのか分からないという声をよく耳にします。

そこで本格珈琲の飲み方や淹れ方、珈琲の選び方などを教えていただけますか?

 

 

 

 

 

とにかく飲んでみないと味は分からないので、自分の好みを見つける作業だと思います。

 

例えばラーメンとかと同じ感覚で良いと思うんですね。自分の好みがこってりなのか、あっさりなのか、豚骨なのか醤油なのかと色々試してみる。

 

 

とりあえず飲んでみて、おいしさを知ろうというよりは自分が好きか嫌いか、そういう感じでで選べばいいと思います。

豆の工房を意識したという内装はとても素敵で、ゆったりとお話しを聞かせていただきました。

 

 

 

 

商売としている場合はわざと特別に付加価値をつけたりしますが、

 

実際の珈琲というのは家で勉強しながら飲んだり、リラックスするタイミングで飲んだり、テレビをみながら飲んだりする本当に日常的なものです。

 

なので、細かいことにこだわる必要はないと思います。

 

 

とっかかりとしてはとりあえず飲んでみる。家でどんどん分からなくても淹れてみる。

 

結局は自分の好みを見つける作業として捉えるといいのではないでしょうか?

 

そうするとハードルが低くなるのではないでしょうか?

淹れて頂いたのは「本日の日替わり」のエチオピア。

澄んだ苦味で、苦い珈琲が苦手な私でも美味しくいただけました。

 

日替わりコーヒーを頼む人が7割との話。

長く通ううちに味の違いを楽しめるようになるようです。

 

 

 

 

 

美味しい珈琲の淹れ方

 

お湯は一度沸騰させた方がいいのですが、温度が高すぎると渋み・えぐみといった雑味が出てしまうので抽出する時は少し温度を下げます。

 

ゆっくり丁寧に入れてあげることで雑味が少なくなります。

 

 

 

(珈琲ぶんでは80~85度の間で入れているそうです。幅をもたせて調整するのはその日の素材や条件によって淹れ方を変えないと同じ味にならないとのこと。)

 

新鮮な珈琲豆には炭酸ガスが含まれているそう。写真は蒸らしの段階。

 

店長さんこだわりのネルドリップで淹れていただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

珈琲店の楽しみ方

引き続き、珈琲だけでなく空間の空気感や接客的な距離感、全体としてバランスよく「良く」なるようにこだわられた店内にて。

 

人それぞれ何で満足するかは違います。

 

とにかく珈琲の味を求めてくる人、味は分からなくてもおしゃべりするのが楽しくて来る人(メニューを見ないで日替わりを頼む人もいるそう)放っておいてほしい人もいるので、過ごし方は人それぞれですね。

 

 

 

 

お客さんのペースに合わせる気遣いを大切にしているそうです。

そう言われて、ぐっと珈琲専門店が近くなった気がしました。

 

 

 

 

珈琲・珈琲店の楽しみ方だけではなく、訪れるお客さんの話や音楽の話、店主さん自身の話などを聞きながらゆったりとした時間を過ごさせて頂きました。

 

 

 

 


今回取材で分かったのは、珈琲専門店は思っていたよりずっと入りやすいこと。そして、本格的な珈琲は本当に美味しいということ。

 

 

珈琲が苦手だという人も多いですが(ヒトツマミでも埼玉の人ナスになってた人は苦手だそうですが)、一度本格珈琲を飲めば変わるかもしれませんよ。

 

 

素敵な喫茶店の多い国立に通う一橋生。部活・サークル帰りに、授業の合間に、本格的な珈琲を楽しんでみては?

 

今回お邪魔した珈琲ぶんの店長さんも普段使いで是非とのこと。

 

こだわり抜かれた珈琲と、居心地の良い空間が待っています。