今まで苦しめられてきた数学に、盛大なる復讐を。


こんばんみ。粋なライターのおでまし、噂のそうせきゅんです。

 

突然ですが、一橋生の皆さん、「数学」は得意ですか?

「得意じゃないから一橋入ったんだよ、いちいち言わせんな!」というお怒りの言葉はご遠慮願います。

得意な方も勿論いらっしゃるかと思いますが、もう「数学」とは縁のない生活を送っている方も多いでしょう。

 

 

私も、早く数学と縁を切って素敵なおじさまと縁を結びたいな、なんて思っているわけですよ。後半の結ばれたい話は余計だって言う苦情はさておき、私はとにかく数学が嫌なのです。とある模試では数学4点という快挙を達成するなど、今までの人生、どれだけ数学に苦しめられてきたことか…。数学は苦手でありながら私文には進まず一橋を選んだ、ということは、最も数学に苦しめられてきた実感を持っているのは私たちかもしれません。

 

 

数学に苦しめられてきた復讐をしたい…。

 

逆に、数学を苦しめてやりたい…。

 

数学を恥ずかしい目に合わせてやりたい…。

 

2016年某日、大きな野望を抱いた噂のそうせきゅんは、涙ながらにキーボードをたたいていた。

 

「す、数学さえなければ…っ…数学さえなければ…!!!」

 

とはいっても、どうすれば数学を苦しめることができるのか?

 

答えはただ一つ、数学を本来とは違う目的でおふざけに利用すること。

 

 

壮大な復讐劇が今、始まる。

 

 

状態遷移図でふざける


確率の問題を解く時に使われる状態遷移図。こんがらがった情報を整理し、確率の式を立てるために用いられます。

 

例えばこんなやつ。

 

 

これを、確率とは関係ないもののために使っちゃおうってわけです。しかもなるべくふざけた感じで。

 

そこで思いついたのが、「人の名前を状態遷移図で表す」シリーズ

 

 

例えば、我らがヒトツマミ編集長「たかた」

波乱万丈な人生を送ってきた彼の名前を状態遷移図で表すと、こうなるでしょう。

 

 
 
 
 
 

…やりたいことはわかっていただけましたか?

 

 

お次は、でんぱ組.incというアイドルグループに所属する、「最上もが」

金髪ショートが特徴的で、ネトゲ好きとしても有名な美女ですね。

そんな彼女の名前を状態遷移図で表したものがこちらです。

 

 

 
 
 
 

参照

とてもシンプルでわかりやすくなりましたね!

エンドレス最上もが、ファンにはたまらない逸品でしょう!

 

 

 

最後は、人形浄瑠璃などで知られるかの有名な「近松門左衛門」

ついに数学と古典芸能のコラボレーションが実現しました!どうぞ!

 

 

 

種田山頭火風に言えば、「分け入っても分け入っても近松門左衛門」ですね。

種田山頭火風に言わなくてもよかったのかもしれませんが、とにかくどの道をたどっても近松門左衛門です。上のチャートには近道門左衛門はございませんので、ゆっくりと近松門左衛門の旅をお楽しみください。

 

 

さて、これで少しは状態遷移図が苦しんでくれたでしょうか?

「高貴な俺様をこんなことのために使うんじゃねえ!」なんて声が聞こえてくる気がして、私は満足です。

 

 

 

グラフでふざける


お次は、皆さんお馴染みx軸y軸であそんでいきましょう。

 

まず、こちらをご覧ください。

 

 
 
 
 

 

これは一体、何に見ますか?

一応正解は漢字の「米」でした!しょうもないですね!

 

別解として、「モリゾーとキッコロのモリゾーとキッコロ足して二で割ったらこんな顔」とかもありです。

 

参照

 

次はもう少しかんたんなグラフにまいりましょう。こちらは何に見えますか?

 

 
 
 
 

 

はい残念!!!

 

残念ながら、漢字の「木」ではありませんでした!!!

「どうせ木だろ」って声が聞こえたものですから。空耳ですかね。全然残念でもなんでもないですかね。

 

 

正解は、こちらでした!

 

 

 

ベラスケス画伯の、ラスメニーナスでしたね!

惜しい!ほぼ「木」!(失礼。)

 

いやーしかしご覧下さいよ!頭の形、スカートの曲線、まさにグラフチック!

改めて絵画の均整の取れた美しさを発見した思いがします。

(元の画像引用

 

 

いやいや、こんなんじゃ全然数学を苦しめられてないぜ!

こんなんじゃまだまだだぜ!

 

 

累乗でふざける


最後は、2の3乗は8的なやつでふざけていきます。

これは、ただ「〇〇じょう」で終わる言葉を数学っぽい形で表すだけというシンプルないじめ。

 

どういうことかわかりますか?

まずはこちらをご覧ください。

 

 

皆さん、これはどう読むかわかりますか?

 

正解は、「姫路乗」です。

「乗」と読むことを利用して、「姫路城」とかけてみた、という、言葉で説明するとどうしようもなくしょうもないアイデアです。

ダジャレみたいに、思いついた時だけニヤッとするっていうアレです。

 

 

「○○じょう」という言葉を見つけるだけで実践することができますね!誰でも簡単に数学を苦しめてやることができます。

念のため、いくつか例を見てみましょう。

 

 

諸行無乗

 
 

あしたの乗

 
 

あゝ無乗

 
 

机乗の空論

 

 

 

上段が「無乗」シリーズ、下段は結構なこじつけシリーズでした。

机上の空論はさらに物理とコラボさせて、空論の部分をC(クーロン)と表記するのも粋ですね。

 

 

この累乗の表し方を利用して、会話文に応用してみましょう!

今回はさらに他の数学の知識も使っていきます。

 

 

舞台は女子会

悪い男にひっかかり騙された女性が、お酒の勢いで愚痴っています。卑屈な気分になっているようです。そこで、明るくポジティブな友人が励ましている、という場面。

 

 

 

「気分上々で移項よ!」っていうセリフがとびだす女子会、参加してみたさはありますけどね。絶対そんな女の子モテないでしょうね。とほほ。

 

 

 

いや~しかしちょっと何言ってるかわかんないですね

このあたりでお話は終わりましょう。

 

 


 

これだけ意味不明なことをして数学を痛い目に合わせたのだから、きっと苦しんでくれたに違いない。これで復讐は成功である。そうせきゅんの夢はこれにて完結。皆さんありがとうございました!

 

 

…いや、ちょっと待ってくれよ、これって、散々数学をdisっておきながら、実は数学の新しい使い方を提示しちゃってる!?数学の有用性を紹介しちゃってる!?!

 

 

この記事が数学にとってプラスだったのかマイナスだったのか…そのあたりは皆さんの判断にゆだねたいと思います。

 

うまくまとまりました(?)ところで、またn日後の記事でお会いいたしましょう、さようなら!