【(クソ)スイーツ学概論】料理経験0でもできる! マカロン作ってみた!

手作りにしか出せない、愛がある

どうもです。りんです。今日誕生日です。こんな日でも記事を更新するのがヒトツマミスピリッツです。お祝いのメッセージ待ってます。

 

夏ですね。……って言ったの、何回目でしょう。もう夏は飽きました。好きですけどね、「夏だね~。」って呟くの。夏だね~。でもそろそろ、「もう、すっかり冬だね。」って言いたいです。サンタさんはあと何回寝たら来てくれますか?

 

さて、私の思いとは裏腹に、うだるような暑さが続く8月中旬、体が火照って、大脳が働きにくくなっている季節。こんな時アタマを回すために大事なのはそう、

 

 

 

糖分ですね。です。

 

 

しかし、夏休みに外に出るのは、400m個人メドレーで世界新記録を出すより至難の業です。夏休みの大学生は、気温が30℃を超えると死んでしまいます。でも、甘いものは食べたい……

 

 

ならば! 自分で作ってしまいましょう!

 

 

 

自分で作れば美味しさもひとしお、退屈な夏休みもあっという間にオシャレな時間に変身します。

体だけじゃなく、気持ちまで火照るこの季節、今気になるカレ or カノジョに、手作りスイーツとともに思いを伝えれば必ずオトせるといっても過言ではありません。

――でも、お菓子作りって難しいんじゃないの?

 

 

確かに、お菓子作りはハードルが高く見られがちです。また男子には少し縁遠く見られがち。

そこで! 料理経験ほぼ0、実家暮らし男子のこの私がお菓子を自作することで、そんな固定観念をぶっ壊してさしあげます!

挑戦するメニューはこちら!

 

 

そう、マカロンです!

お菓子作りの中でも、難しいものとして知られています。しかし、中学時代は五段階評価で美術5だった私にかかれば、こんなものは朝飯前です。

 

 

今回使用するレシピは、明治のサイトにあった、明治のチョコレートを使用しなければ作れないマカロンです。

(http://www.choco-recipe.jp/milk/recipe/072.html より抜粋)


☆材料(直径約2cmのマカロン20~25個)

マカロンの土台

・卵白:2個分

・グラニュー糖:30g

・アーモンドパウダー:80g

・粉糖:130g

・食用色素:少々

・水:適量

 

ガナッシュ

明治ブラックチョコレート:1枚(50g)

明治ミルクチョコレート:1枚(50g)

明治北海道十勝フレッシュ100(生クリーム):100cc

ブランデー(お好みで):小さじ1

 

☆作り方

①下準備

・チョコレートはそれぞれ細かく刻んでおく。

・卵白は冷蔵庫に入れて冷やしておく(メレンゲを作るとき泡が立ちやすくしっかり立つ)。

・絞り袋に丸口金(直径7~8mm)をセットしておく。

・粉類(粉糖、アーモンドパウダー)は合わせてふるっておく。

・オーブンは130℃に予熱しておく。

 

②マカロンの土台を作る

1.ボウルに卵白とグラニュー糖を入れ、ハンドミキサーでしっかりとしたメレンゲを作る。この時食用色素を少量の水で溶き、少しずつ加える。

 

2.「1」にふるった粉類を2~3回に分けて加え、ゴムべらでその都度、粉っぽさがなくなるまで混ぜ合わせる。

 

3.「2」の生地をオーブンシートを敷いた天板に直径2cmの円状になるように絞り出す。

 

 4.絞り終えたらそのまま室温に30分以上置き、表面を触っても手に生地がつかなくなるまで乾かす。

 

5.「4」を130℃のオーブンで20分、170℃に温度を上げて3分焼き、オーブンから出さずに天板にのせたままあら熱をとる。

③ガナッシュを作る

1.ボウルに細かく刻んだチョコレートを入れておく。

2.鍋に生クリームを入れ沸騰させる。

 

3.沸騰した生クリームを「1」のボウルに加え、泡立て器でチョコレートが溶けてなめらかなクリーム状になるまで混ぜ合わせたら、ブランデー(お好みで)も加え混ぜる。

 

4.氷水(分量外)のボウルに当てゴムべらで混ぜながら「3」を冷やし、クリームがもったりとしてくるまで冷やす。

 

④仕上げ

・マカロンを2枚1組にして、クリームをサンドする。

 

早稲田大学政治経済学部の入試並みに難しい単語が並んでいますが、とりあえず書いてある材料を買いにスーパーに向います。

真夏の風って心地よいですよね!

 

それでは調理開始(午前2時)!!

 

 

用意した粉類がこちら。糖類、こんなに使うんですね。

まずはメレンゲに使う卵白を用意するために卵を割ります。

 

さてここで最初の関門卵白と卵黄をどう分けるのか

 

私の辞書には、そんなやり方は載っていません。ですが今ある知識を最大限に生かすことを、ぼくは高校三年生で習得済みです。考え付いた方法がこちら。

 

 

ふるいを使えば、固体の卵黄だけ上に残るはずです。いやー、我ながら素晴らしいアイデア。

撮影のため、片手にスマホ、もう片方に卵を持ちます。せーのっ。

 

 

あっ……。

片手で卵を割るなんて高等技術、今思えばできるわけありませんでした。

しかも卵白はジェル状なので、なかなかふるいを通らない……。

下の皿はというと……

 

普通に卵黄混じっていました……。でも、失敗は成功の母、へこたれません。これではメレンゲができないのでもう一度挑戦します。ちなみに失敗した卵は、後で卵かけごはんとして美味しくいただきました。母が。


さて、そんなこんなでメレンゲが完成。ちなみに三回目でようやく液体じゃないものができました。つまり、この時点でタマゴ6個使用したのです。

ここに粉類を混ぜて、粉っぽさが消えるまで混ぜます。

 

 

 

 

 

何だか、おいしそうじゃないですか? でも、このままではただのマカロン。これではバレンタインと何ら変わりがありません。

 

ここで第二の関門。食用色素の代わりになるもの。私の地元のスーパーには売ってなかったのです。そしてこのままでは普通のマカロン、「夏っぽさ」が足りない。これをいっぺんに解決してくれるものはないかと探したところ、あいつがいました。

 

スイカです。

上の画像のようにすりつぶして、赤い果汁だけ使えば、夏っぽさも食用色素も両方兼ねることができます。我ながら素晴らしいアイデア。早速投入して混ぜていきます。

……ここで、私は気づきました。水っぽくなっちゃうなこれ。

 

 

 

予感は的中。飲むヨーグルト並みにとろとろ。しかも全然赤くなりません。もうこうなっては仕方ありません。このままクッキングシートの上に形を作ります。このあとレシピ通り30分乾かしましたが全然乾く気配がないので、仕方なくこのままオーブンに突っ込みます。

~30分後~

 

 

 

…………マカロンに………………見えなくもないですね!!

触ると、むにむにしていますが、それもまた人生です。私の辞書にはマカロンは触るとべたべたするものだって書いてあります。しかしおかしいですね、オーブンシートからはがすことができません。これもやっぱり仕方ないので、これはこのままにして乾かし続けるとして、続いてボールに入れておいたチョコレートで、ガナッシュを作っていきます。

 

生クリームを沸騰させて、ボールに入れ混ぜていきます。……これ結構重労働です。なかなか固まりません。

でもこちらは結構綺麗にできたので、記事も長くなってきたし省略。

 

 

現在午前6時。丁度朝飯前です。

さて、両方ともまるで固まる気配がないので、これをこのままヒトツマミの皆様のとこへ持っていって、食べてもらうことにします。料理って誰かのために作ると美味しくなるものですしね。

さて、べたべたするのでなかなかオーブンシートから離れませんでしたが、無理やり引っぺがして重ねたのがこちら。

 
 

…………………これは………マカロンだ!!!!!

重ねて中にガナッシュを挟んだら、もうマカロン以外の何物でもありません。どの角度から見てもマカロンです。ちなみに写真は、一橋美人図鑑のカメラマンに撮っていただきました。プロがとると、さらに美味しそうです。

それではいざ実食。

 

ん~アーモンドの味が良いですね。湿った感じも紛うことなきマカロンです。まあ、材料はすべて美味しいものですからね。ただ、非常に残念なことにスイカの味がしません。あんなに頑張って入れたのに。もっと入れるべきだったんですかね。

続いてライターのゆーきゃん氏とミヤビ氏にも食べていただきました。

 

お菓子って、みんなを笑顔にしますよね! この笑顔のために、人はお菓子を作るのです。

「ベタベタする。」「ちぎれない。」「どら焼きだろ。」「歯に詰まる。」等など、大好評でした。バレンタインにもまたみんなのために作りたいですね。


 

 

 

………………………………はい。

 

長々と申し訳ございませんでした。本当はこれスイーツ学概論にするはずだったのですが、クソコラにせざるを得なくなりました。何がいけなかったんでしょうね。でも悔しいので題名には付けました。

 

これを機に今まで料理を作ってこなかった皆様もスイーツを…………なんて、今更言えませんね。スイーツをつくるときは、それなりの覚悟を持って挑みましょう。

…………………以上!