30年ぶりに復活。知る人ぞ知るあのサークルが登場!
ごきげんよう、落語研究会1年の粋人亭漱石と申します。
皆さん、「落語」と聞くと何を思い浮かべますか?
寿限無?
扇子でそばをすする仕草?
それとも、某座布団ツムツム大喜利番組でしょうか?
…うーん、なんていうか、ダサいですね。オワコン感。華のなさ。いまいちパッとしない。
(KODA祭での寄席の様子。一番繁盛した時の写真です。ちなみに、なぜか前の方に座るお客様はいらっしゃらない。)
そんなものに人生のゴールデンタイムである大学生活4年間を投じようとしている江戸っ子かぶれは、この大学にも一握り、いや、ヒトツマミほどしかいないってェわけでして…(媚顔)
今回は、そんな落語へのイメージを払拭すべく!
切実に部員が足りないので、アピールすべく!
2年の南亭骨太、1年の粋人亭志ん橋、ICUからインカレ中の粋人亭粗志、そして東京大学からインカレ中の1年M君が集合いたしました。
――落研の歴史について
骨太「こう見えて、意外と歴史は長いです。第一次落語研究会は、1967年(ひどく空しい、で覚えましょう)、一橋にも落語を!という希望に燃えた5人の漢たちによって創立されました。その後も、一人、また一人と有志が集まり、一時はかなりの規模のサークルになりましたが、1980年代に入るとメンバーが一人減り、二人減り、ソビエト連邦が崩壊するころには、誰にも惜しまれることなく消滅しておりました。その後、長らく休眠状態が続いておりましたが、数年前からOBによる公演活動が始まり、ついに2014年、落研復活の意志に燃えた一人のアホが見つかり、第二次落語研究会の設立と相成りました。」
――落研の活動内容
骨太「小平祭・一橋祭における公演、年に数回の演芸鑑賞会、そして月に二回(主に土曜日午前)の定例稽古を3本柱としております!定例稽古では、今後の活動方針の決定や、文化祭に向けての稽古を行います。」
志ん橋「新聞の大喜利企画にネタを投稿したり、他大との交流も視野に入れたり(インカレわっしょい!)。まだまだ復活して日の浅い部活なので、今これから舵をとる、未知の可能性を秘めた部活です!」
――インカレ勢に聞く、何故一橋落研に?
粗志「私の大学には落語をできる場所はなく、中学から続けていた落語をする場所を探していました。高校からの縁で一橋落語研究会に入りましたが、これから発展させていくことにやりがいを感じていますし、なにより他の部員が本当にうまい。切磋琢磨できるこの環境が素晴らしいです。」
M「復活したばかりの弱小部か…他大の俺の発言力も十分あるだろうな…いずれは乗っtいやなんでもない」
――落研に入れば君も○○
志ん橋「笑点以外にはあまり落語に馴染みが無い方も多いと思いますが、その分皆様が今まであまり味わったことのない面白みが、つまり面白いのが好きな方はその面白ストックの幅を広げることができる、的な。」
漱石「落研に入れば、ズバリ、サブカルおじさまにモテます!『君落語やってるの?面白いお嬢ちゃんだね~』っていう風に、おじさまに気に入られる確率がグングン上がります。実際、私の場合は好きだった塾の先生との会話のきっかけになったりとか。あとは先輩の話では、落研部員同士で結婚するなんて話も聞きますね。落研に入れば、恋が実っちゃうかも!」
骨太「(あらぬ方向に)日本語力がつきます。日本語で最大級の罵詈雑言とは?日本一丁寧な口のきき方は?…答えは全部落語の中にあります。留学生の皆さん、日本語に自信のない皆さん、ぜひ一度落語を聞きに来てください。「聞き流すだけ」でも上達しますよ!」
――初心者におすすめの落語
志ん橋「ジャンルとして最初は”滑稽噺”をオススメします。主に登場人物が無茶苦茶やってばんばん笑いを取りにくるジャンルです。噺を一つに絞るのは難しいので、オススメの噺家として柳家喬太郎師を紹介しておきます。この方は、噺のマクラ(噺本篇への導入)が面白いので最初から飽きずに聴けると思います。まぁ僕個人の完全な趣味ですがw」
M「三遊亭円生師の真景累ヶ淵(初心者殺し)」
――これから落研を目指す皆さんに一言!
骨太「経験者・未経験者・所属大学・年齢・前科は問いません。懇切丁寧にご指導いたします。(かわいがりはありません。ご安心ください。)公演はムリそうだけど落語には興味がある、という皆様でも大歓迎です。落語鑑賞オンリーのメンバーも募集しておりますので、どうぞお気軽にお声かけください。」
漱石「現在女子部員が私だけなので、そろそろ私は男子なんじゃないか、と思うようになりました。勿論男子部員もウェルカムですが、私が男子になる前に、女子の方、自称でも他称でもいいので、女子の方、来てください。」
M「さぁ、私と共に乗っ取rいやなんでもない」
いかがでしたか?
興味を持ってくださった方は、以下にどしどし連絡ください!
Twitter:@ikkyo_ochiken
まんじゅうこわいのサゲ(=噺のオチ)は「今は一杯のお茶がこわい」ですが、
この記事のサゲは「一人の新入部員がこわい」とさせていただきます。
おあとがよろしいようで、一橋大学落語研究会でした!