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献身的な男には、誰にも言えない過去があった……。
こんにちは。ライターのMC菩薩です。
季節はすっかり夏。日に日に暑くなっていく今日この頃ですが、“”今一橋で一番アツい男””を皆さんはご存じでしょうか。
……そう。ミスターフレッシュマン・通称ミスフレですね。
毎年KODAIRA祭のメインイベントとして開催され、その年の新入生で一番カッコいい男を決めるミスターフレッシュマンコンテスト。各クラスから一人ずつ、計26名がエントリーし、そこから5人のファイナリストが選ばれたのち、KODAIRA祭のステージ上で最強の男 a.k.a. ミスターフレッシュマンが決定されます。
その年のミスフレに選ばれた新入生は、富や名声などありとあらゆるモノを欲しいがままに出来る……かはわかりませんが、とりあえず死ぬほどモテそうだし死ぬほど羨ましいですよね。モテない僕はそんなミスフレがどれくらいモテているのか気になって夜も眠れないので、今回は2016年のミスターフレッシュマン・保井隆志さんに突撃インタビューしてきました。
フィールドホッケー部に所属し、日々練習に励んでいる保井さん。ミスフレに選ばれた要因は?実際生活変わった?彼女いるの?など、気になることが山ほどありますよね。ということで、早速インタビューの模様をご覧ください。
2016年ミスターフレッシュマンインタビュー
――それでは、まず自己紹介をお願いします。
「一橋大学商学部1年の保井隆志です。フィールドホッケー部に所属していて、特技は歌を歌うこと、趣味は走ることです。高校時代は卓球部と軽音部に所属していて、大学からフィールドホッケーを始めました。」
――大学から新たにフィールドホッケーを始めたのはどうしてですか?
「中高と卓球をやっていたんですが、大学からは何か新しいスポーツを始めようと思っていて。バスケやサッカーは初心者から始めるのは難しいし、朝練がある部活や接触の多い種目が嫌だったので、フィールドホッケーを選びました。今はホッケーが本当に大好きで、部活がない日も毎日やりたいくらいです(笑)。ホッケーは大学から始める人がほとんどなので、全員が横一線のスタート、つまり頑張った分だけ他の人に差を付けられるという点でやりがいがあると思います。」
――今はホッケー一色の大学生活なんですね。大学4年間でどのようなホッケープレイヤーになりたいか教えて下さい。
「技術的に凄いプレーが出来るようになりたいというよりは、前後半合わせて70分間絶えず動き回れるような選手になりたいです。前後半通して、自分がやらなくてもいいポジションまでカバー出来るような献身的なプレイヤーになれたらいいなと思います。」
――それでは、続いてミスターフレッシュマンコンテストについて伺います。本番はポケットモンスターのサトシのコスプレをされていたんですよね?
「そうですね。僕、かっこいいことをするのが性に合わなくて、本番はふざけた感じで観客を盛り上げたいと考えていて。色々考えたんですけど、結局サトシのコスプレをして、ポケモンマスターになりきることにしました(笑)。例えば、本番で女の子に送るメールの文面を考えるっていう企画があったんですが、ただまじめに文面を考えても動きが無いしつまらないじゃないですか。それで、ポケモンマスターだったらこのシチュエーションでどんなメールを送るのかを考えて、そこでもサトシになりきりました。僕は普段そこまで面白いことを言うようなキャラではないんですけど、せっかく舞台に上がるなら出来るだけ頑張って、観客の方が楽しめるようにしないといけないと思ったんです。」
――お客さんに対しても献身的なんですね……。高校時代はバンドもやられていたとのことですが、舞台上で観客を楽しませるのは慣れていたんですか?
「いや、たしかに舞台に上がるのは慣れていたかもしれませんが、高校の頃は観客を楽しませるなんて余裕はありませんでした。大学に入って周りの環境が大きく変わって、自分の性格も高校とは少し違ったものになったのかもしれないです。今は、出来ることは何でもやっちゃおうという感じですね。」
――ありがとうございます。続いて、ミスフレに出場することになったきっかけを教えて下さい。
「クラスの人からの推薦で出ることになりました。最初は全然やる気が無かったんですが、応援してくれる人もたくさんいたし、クラスに貢献したいという気持ちもあったので一応頑張ってみようと。それでたまたまファイナリストになったんですけど、選ばれたからには全力で頑張らないといけないと思って本番に臨みました。」
――その結果が優勝だったわけですね。本番を終えてみて、ミスフレの感想はいかがですか?
「準備の段階では不安が大きくて、お客さんが全然来なかったらどうしようとか、マイナスなことばかり考えていました。でも、舞台に上がってみたら楽しくて、思ったよりお客さんも盛り上がってくれて、挑戦して良かったと感じましたね。」
――優勝出来た要因はどこにあると思いますか?
「そうですね……。会場の体育館が思ったより広くて、しかも真っ暗の中スポットライトを当てて進行する形だったんですよ。それで、遠くから見ている人からすれば候補者のルックスなんて全然わからないし、場を盛り上げるために目一杯ふざけた自分が有利だったのかなって思います。ふざけ方もサトシのコスプレっていう凄くわかりやすい形だったので(笑)。」
――ふざけるといえば、ミスフレのPVで野草を食べたと伺ったのですが……。
「そうですね(笑)。PVを撮影することになって、何をすれば面白いのか全然わからなかったので、とりあえず野草を食べました。中途半端にふざけるよりは、全力でふざけてウケを取るかドン引きされるかの2択がいいなって思ったんです。僕、何をやるにしても抵抗が少ない方で、ふざける時は何も考えないで色々やっちゃうんですよ。後で後悔することもあるんですけど、今回は結果的にウケが取れたのでよかったと思ってます。」
――なるほど、そういう事情だったんですね。ここで読者の方が一番気になることを伺いますが、今彼女はいらっしゃるんですか?
「いや、いないです。僕中高6年間サレジオ学院っていう男子校に通っていて、ずっと彼女いないんですよ。欲しいとは思いますけど、作ろうと思って作るものでもないし、好きな人が出来てその人が彼女になったらいいと思います。」
――男子校出身なんですね!でも、ミスフレになって彼女が出来そうな予兆はあったりしないんですか?
「いや、全く無いです。そもそもミスフレになって変わったことが全然無くて、今まで3~4人声を掛けられたくらいですね。本番も真っ暗だったし、顔もバレてないんじゃないかと思います(笑)。」
――いや、さすがに顔は知られてると思いますよ(笑)。それでは、彼女にしたいと思うような女性のタイプを教えてください。
「好きなタイプってよくわからないんですよね……。でも僕、かわいいと思う人のハードルが凄く低いんですよ。一橋に入ったばっかりの頃も、まず『かわいい人がいっぱいいる!』って思いました(笑)。ミスフレのプロフィールでは『タイプ=おしゃれ過ぎない人』って書いたんですけど、飾り過ぎてる人は一緒にいると気後れしちゃうし、自分に合ってないと思うので、付き合うならおしゃれ過ぎない人がいいかもしれないです。あとは、楽しそうにおしゃべりする人とか、笑顔が素敵な人が好きですね。」
――なるほど……。ここまでお話を伺って、保井さんは本当に誠実な好青年だなっていう印象なんですが、誰にも言えない隠し持った過去とかないんですか?
「僕そういうの本当に無くて、なんでも全部言えちゃうんですよ。小5の時多摩川で全裸で泳いだとか、高2の時ランニング中に河川敷で野○ソしたとか……(笑)。あ、でもこれ、無意識にエピソード選んじゃってるかもしれない……。」
――ということは、まだ誰にも言えないエピソードがあるんですか……?
「どうでしょう(笑)。インタビューの最後までに考えておきますね。」
――お願いします!それでは、続いて保井さんの「ここだけは誰にも負けない!」というアピールポイントを教えて下さい。
「現時点で誰にも負けないと自信を持って言えることは無いんですけど、負けたくないと思っているのは、他人が嫌がる仕事を進んで引き受けられるようになりたいってことですね。でも、こんなこと口に出して記事に書かれたら信憑性が無くなっちゃいますね(笑)。」
――そんなことないですよ!本当に誠実な保井さんですが、理想のデートプランはどんな感じですか?
「もしお金と時間があったら、2人で川に行きたいですね。海でもいいんですけど、人が多くてちょっとうるさい気がするので。僕は自然が好きで、奥多摩の方まで自転車で出かけたこともあるんですけど、実際一緒に川に行って喜んでくれる女性がいるかは微妙ですよね……(笑)。まあ、普通にテーマパークに行くのも好きなので、そっちでも大丈夫です!(笑)」
――今、川にデートに誘いたい相手はいないんですか?
「どうでしょう……。まだ大学に入って3ヶ月なのであまり女の子と関わりが無いんですけど、身の回りにかわいいって思う人はいますね。」
――ありがとうございます。それでは、最後に誰にも言えないエピソードを……。
「あ、すっかり忘れてました……。えーっと…………。」
――…………特に無い感じですかね?
「……あ!」
――お!
「僕、中学の時めっちゃ太ってました!」
――(太っててもイケメンだな……。)それは衝撃の過去ですね。何がきっかけで痩せたんですか?
「中2・中3で卓球を週7でやって痩せましたね。中1のころはこんな感じでした。」
――なるほど……。それでは、最後に読者の方に向けてメッセージをお願いします。
「ミスフレゲットだぜ!!これからも応援よろしくな!俺のピカチュウ(彼女)募集中だぜ!」
――……はい。
「はい。」
いかがだったでしょうか。
保井さん、誠実で献身的なイケメンナイスガイ(※キャパも広い)という感じで、マジで非の付け所が無い最強の男でした。なんとかヤバい過去をほじくり出してやろうと性格の悪い質問をしても、激カワイイ中学時代の写真が出てきて逆に好感度がアップする始末……。やはりミスフレともあろう男、あらゆる面でスキがないということですね。
以上、「新入生No.1イケメンの素顔とは?ミスターフレッシュマンインタビュー」でした!