ついに編集長から2000円ゲット?大学をも飛び出しちゃいました!
こんにちは、蛮勇亭にゅーとんです。
春休みに入り、バイトと教習所通いのTHE大学生な日々を過ごしています。
そして取材が学校でできない春休みの間はどんな記事を書けばいいのかわからず途方に暮れています……。
さて今回の企画は懐かしのこちら!
私が一橋生の力を借りてわらしべ長者になるまで……
目指せ編集長から2000円
去年の11月に「面白そう」とだけの理由で第一弾を行ったこの企画。
まずは第一弾のおさらいをします。
わらしべ
↓
Straw
↓
ストロー
との連想から、まずは生協においてあったストローから始めました。
その次は、SERPENTSの方々からいただいた……
牛とろコロッケ
ひとつだプロダクションの方からいただいた……
じゃがポックルとアメ4個
体育会女子ラクロス部の方からいただいた……
使いかけの日焼け止め
まさかの編集長が「買い取りたい」と言った気持ち悪い事件もありました。
その後は東京外国語大学の学園祭にお邪魔するも、収穫なし、という結果に終わりました。
気を取り直して一橋で再び取材をし、体育会テニス部の方からいただいたのは……
修正テープと、開封したものだがまだ3個残っているドーナツ
その後は体育会女子ラクロス部の方からいただいた……
履歴書、封筒、おせんべい、ミニオンズのシール
続いてはキャリアデザイン委員会と一橋お笑いサークルの方々からいただいた……
絆創膏10枚(試供品)とマスク1枚
未開封のウェットティッシュ
ということで以下のような変遷をたどってきました!
生協に置いてあった無料のストロー
↓
牛とろコロッケ
↓
じゃがポックルとアメ4個
↓
女ラク1女の使いかけの日焼け止め
↓
ドーナツ3個と使いかけの修正テープ
↓
おせんべい、履歴書、封筒、ミニオンズのシール
↓
絆創膏10枚(試供品)、マスク、未開封のウェットティッシュ
ということで、今回は
「絆創膏10枚(試供品)、マスク、未開封のウェットティッシュ」
から始まりました。
4限後の生協で取材を開始するわけですが……
例のごとく、皆さん「あ、面白そう」と言ってかばんを探してくれるのですが、あげてもいいようなものはお持ちではない……
それはそうですよね。わざわざ学校に、人にあげていいものなんて持ってきませんよね。
何組かお願いし終わったあと、たどり着いたのは体育会空手道部2年の4人組。
お願いをすると、皆さんかなり一生懸命かばんを探してくれました。真面目そうなお話をしているときに突撃したのに、本当にありがたや……!!
そうして1人の方がかばんから取り出してくれたのがなんと……
TSUTAYAの1000円券!!!!
え?嘘でしょ?????だってこっちが交換するもの(ただの)メディカルキットだよ??????????
と思ったわけですが、
「俺TSUTAYA行かないし、全然いいよ!」
と快く交換してくれました。
最後に、「編集長によろしく」と。どうやら知り合いだったようです。
こういうときはいつも恨めしい(ごめんなさい、本当は最大限に感謝してます)編集長の顔の広さに感謝します……!!
こうしてゲットしたのが
TSUTAYAの1000円券
ここまでくれば目標の“編集長が2000円で買い取ってくれるもの”をゲットするのは近いと思ったのですが、全然そんなことはありませんでした。
私の持っているものの価値が上がれば上がるほど交換したい、と思ってくれる方は増えるのですが、それよりも価値の高いもので人にあげられるものを持っている人はほとんどいないのでした……。
そうして不発が何度も続いたあとに声をかけたのは、ともに2年生の体育会水泳部と体育会ボクシング部の2人組。
企画の趣旨をお伝えすると、かばんから取り出してくれたのが、なんと沖縄限定販売の沖縄そば!
左の方は沖縄出身だそうで、帰省した際にお土産として買ってきたとのこと。(この取材はお正月休み明けの1月中旬に行いました。)
「そ、それってもしや、誰かにあげるはずだったお土産ですよね……?」
交換してほしい気持ちもやまやまながら、さすがにそこまで迷惑をかけながらこの企画をやるのも心苦しいものがあったので恐る恐る聞いてみると……
「あ、でもいっぱいあるので大丈夫です!」と。
天使か!!!!!!!!!!!!!!
ということでありがたくいただいたのが
沖縄限定販売 沖縄そば(5食パック)
(スーパーでラーメンが棚の下の方に陳列してあったので、この写真を棚の前で膝をついて撮っていたら、私の近くに来ようとしていたおばさまが逃げていきました……別にラーメンの写真撮ってたっていいじゃん!不審者じゃないぞ!!)
1068円!!!さすが沖縄限定販売!!
しかも、”さらに美味しくなった”ようです。
これはうれしい収穫でしたし、何より早くこの企画を終わらせたかったので(“試験が近づいてるのにこんな取材してられるかーーーー!!”と1月中旬の私は思っていたのでした。)編集長に
「このラーメン、沖縄限定販売なんですよ!沖縄までの飛行機代とかを考えたら2000円で買い取ってもめちゃくちゃ安くないですか?????」
と、AMAZONで1068円で買えることは伏せて交渉してみたのですが……
編集長「いや、これアンテナショップで買えるじゃん。」
…………いや、そうですけど!!!!!!!!!
私「じゃあ何だったら買い取ってくれるんですか?」
編集長「なんか~京都限定販売の~いちごに抹茶のチョコがかかった~(以下略)」
これのことですかね。
まあ美味しそうですけど……AMAZONで買うと1296円みたいなので沖縄そばよりは高価ですけど……
いや、さっきのお言葉そのままお返ししますよ。
これだってアンテナショップで買えるじゃないか~~~!!!
なかなか財布のひもを緩めてくれない(当たり前)編集長のせいで、再び取材にでます。
ここで思いつきました。
”大人に頼ろう”
”こんな時に助けてくれるのは頼れる大人!!!”という幼稚園児みたいな発想で行きついたのは国立にある一橋生行きつけの某飲食店。(”店名は非公表で”、とお願いされたので、いろいろ察しはつくでしょうが、想像の範囲内にとどめておいてください!)
勢いよく来たのはいいのですが……
いや、冷静に考えて仕事中の大人に声をかけるのがアウトなのは、散々取材で人にご迷惑をおかけしてきた私でもわかります。
しかも来たのは2限終わりの混んでいるお昼時。やっぱり店員さんに声をかけるのはやめて、一橋生にお願いしよう、ということで片っ端から店内の一橋生に声をかけていったのですが……
やっぱり皆さん1000円相当以上のものはそうそう持っていないみたいです。
仕方ないのでとりあえず注文したものを食べながら店員さんに声をかけるタイミングを見計らいます。
……………………
食べ終わっても声をかける勇気が出ません。だって……ただの営業妨害ですもんね……。
そうこうするうちに周りのお客さんがだいぶ減ってきて、チャンスが訪れました。“店長”と名札のつけている方に声をかけます。
私「お仕事中すみません、少しお時間いいですか?」
店長さん「あ、はい。いいですよ。」
私「本当にくだらなくて申し訳ないのですが……(企画説明)……ということで、ご協力いただけませんか?」
店長さん「あ、いいですよ!」
えっ……!!!!!!
快諾!!!
快諾!!!快諾!!!
あっさりOKをしてくださり、交換するものを探しにお店の裏に向かった店長さんの背中はめちゃくちゃイケメンでした……大人ってかっこいい!!!!!!!すごい!!!!!!
そうして店長さんが持ってきてくださったのはなんと
漫画2冊、商品券1000円分
すごい!!!!!!ぐんと豪華になりました!!
店長「これで大丈夫そうですか?」
私「はい!もうありがたすぎるくらい十分です!」
店長「編集長に交換してもらえるといいですね。頑張ってください!!!」
私「ありがとうございます!!」
なんて……!!!!!!!
素敵な方なんだ……!!!!!!!!!!!!!!!!!
もうお店通います!常連になります!!!
(と思いつつ、あれから一度も行けていません。ごめんなさい。)
ということですぐに編集長に交渉します。
交渉成立!!!!
(嬉しさのあまりわーわー騒いでる私に代わり、某HASC部員が交渉してくれました!)
私のテンションの上がり具合が某HASC部員にも伝染したみたいです。
わらしべ長者って人にこんなに達成感と解放感を与えるんですね!まさに物語性のある昔話……!!
こうして後日、無事編集長と物々交換をして……
私は2000円をゲットしました!!!!!!!!!!!!!
こうなったら豪遊してやる!とりあえずルミネ行くぞ!!!!!
……と思ったわけですが、この企画、そして私の今までの記事すべて、皆さんに取材協力していただいたからこそ成り立ったもの。
ということで!!!
2000円は取材に今までご協力いただいた皆さん、そして今後ご協力いただく皆さんへのプレゼント代に充てたいと思います!
なので、4月以降私の取材にお答えくださった方にはお菓子を差し上げます!(そんな大したものにはならないと思うのでご了承ください!)
また、今までご協力くださった方は、私を見かけたらぜひお声かけください!同様に何か差し上げます!
蛮勇亭にゅーとんの大感謝祭だ!!!!!!!
はい、騒がしくてすみません(笑)
今後とも取材協力の方、よろしくお願いいたします。
だいぶ話が逸れてしまったのですが、いまさらながら人に指摘されてわらしべ長者の元のお話を見てみたところ、実際に交換していた品は……
藁しべ→アブが結び付けられた藁しべ→蜜柑→反物→馬→屋敷 (出典)
あれっ……5回しか交換してない。
かたや私の交換遍歴を見てみると……
生協に置いてあった無料のストロー
→牛とろコロッケ
→じゃがポックルとアメ4個
→女ラク1女の使いかけの日焼け止め
→ドーナツ3個と使いかけの修正テープ
→おせんべい、履歴書、封筒、ミニオンズのシール
→絆創膏10枚(試供品)、マスク、未開封のウェットティッシュ
→TSUTAYA1000円券
→沖縄限定販売沖縄そば
→漫画2冊、商品券1000円分
9回交換しました!!!
交換回数がわらしべ長者ご本人を超えた私から、ご本人に言いたいことを一つ。
そんなに人生簡単にいくと思うなよ!!!!君は楽をしすぎだ!!!!!!どうして道を歩いただけですぐにものを交換してくれる人が現れるんだ?!
話が良すぎないか?!?!?!
それに、色んな人に助けてもらって得た富を、ほかの人には還元しないのか?!?!?!
結論:わらしべ長者企画はおすすめしません
交換し終わるまでは精神的に疲れます(笑)
でも、ご協力いただいた皆さんの優しさは本当に嬉しかったです、ありがとうございます!これからはもう少し人の役にたつような記事を書いていきたいです。
以上、蛮勇亭にゅーとんでした!
興味のある方のために、ウィキペディアに乗っていたわらしべ長者のお話を下に載せておきました、ぜひ!
昔、ある一人の貧乏な男がいた。貧乏から何とかして逃れようと観音様に願をかけたところ、「初めに触ったものを、大事に持って旅に出ろ」とのお告げをもらった。男は観音堂から出るやいなや石につまずいて転び、偶然1本の藁しべ(藁)に手が触れた。
男はお告げ通り、その藁しべを手に持って道を進んでいった。ところが彼の顔の周りを、大きなアブが飛び回り、煩くて仕方が無い。そこで男はアブを捕まえると、藁しべの先に結び付けてやった。
すると、傍で大泣きしていた男の子がアブが結び付けられた藁しべを面白がり、欲しいと言って来る。男は観音様のお告げを信じて譲ろうとしなかったが、大泣きに手を焼いていた男の子の母親が「蜜柑と交換しよう」と申し出てきたので、藁しべを男の子に譲り、代わりに蜜柑を受け取った。
さらに歩くと、喉の渇きに苦しんでいる商人がいた。彼は男が持っていた蜜柑を欲しがり、持っていた上等な反物との交換を持ちかけてきた。男は蜜柑を譲り、反物を手に入れた。
一本の藁しべが上等な反物に代わったと喜んでいた男は、侍に出会う。その侍は愛馬が急病で倒れてしまったが、急いでいるために馬を見捨てなければならない状況にあった。侍は家来に馬の始末を命じ、先を急ぐ。男は侍の家来に反物と馬の交換を申し出た。家来は反物を受け取り、そのまま侍の後を追っていく。男が水を汲んで馬に飲ませたところ、馬は元気を取り戻して立ち上がった。男は馬に乗り、旅を続けた。
道を進んでいくと、大きな屋敷に行き当たった。ちょうど旅に出かけようとしていた屋敷の主人は、男に屋敷の留守を頼み、代わりに馬を借りたいと申し出る。主人は3年以内に自分が帰ってこなかったら、この屋敷を譲ると男に言い出す。男は承諾し、主人は馬に乗って旅に出発した。
3年待っても5年待っても主人が旅から帰ってくることは無かった。こうして男は屋敷の主人となり、裕福な暮らしを手に入れることができた。
(出典)