東京のフチである一橋にて、「一橋のフチ子さん」をやってみた


自称超絶シティガールこと噂のそうせきゅんです。

 

先日新宿に新しくできた「NEWoMan」とかいう新しい商業施設に遊びに行ってきました。都会すぎて、眩しすぎて、涙がでました。拡張された国立nonowaも大好きだけどさ、なんだか雰囲気が違う……。

 

大学生活って、NEWoManみたいに、キラキラで、輝いていて、自由であるべきじゃん?

「女性は原始、太陽であった」とか言うじゃん。「一橋生は原始、代用であった」みたいな、そんな気分。まぶしい都市を前にすると、どうも自信が持てないのです。

 

 

なんで私たちは、気軽に新宿とか渋谷とかに行くことのできない「国立」という町に縛られているのでしょうか。国立ってもしかして、いや、もしかしなくても、都会じゃないのでは。

国立って……東京のフチなんじゃないの!?!?!?

 

 

「国立=東京のフチ説」が浮上した所で、国立がそもそも東京のどこに位置しているのか確認してみましょうね。

 

「国立市 位置」で検索してみると……


ど真ん中じゃん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

!の数で衝撃度を表してみました。

その中でも、3つ目の画像に書かれている「新宿区」という文字が目に染みるぜ。なんで「新宿区」だけわざわざ書いてあるんだ!これが都会の余裕ってやつか!そうなのか!おい、そうなんだろ!

嗚呼、それに比べて国立は……というか、自信を持てない理由を「国立市」のせいにしている一橋生って……

 

???「ちょっと待ったー!」

 

 

「そ、その声は!」

「コップのフチ太陽の塔じゃないか!」

 

コップのフチ太陽の塔

「こんにちは。コップのフチ子シリーズ史上最も意味不明な『コップのフチ太陽の塔』と申します。きっと、あなたはまだ社会に出ていないから、自分が『社会のフチ』にいるような気がしているだけです。何もわかっていないのです!フチというのは、決してネガティブな意味ではありません。あなたたちに、本当のフチを見せてあげましょう。

 

 

 

と、いうわけで!

今回は、実際に一橋において本当のフチとは何なのかを探す旅に出てまいりました。

「一橋のフチ子さん」ベスト3の写真を通じて、「フチ」を再定義していきましょう。それぞれの写真に、講評と一橋のフチ子からのヒトコトがついているので、お楽しみください。

被写体は、野草を食べさせられたでお馴染みのあの娘!顔や目線はフチ子です!

 

 

 

第3位 兼松講堂のフチ子さん

一橋=兼松講堂

みたいなイメージって、誰にでもあると思うんですよね。

というわけで、まずは兼松講堂のフチ子さんをパシャリ!

フチ子度★★★☆☆
ちょこんと座っている様子がフチっぽくて良い。また、実際のフチ子のポーズに近い所も推せる。しかし、兼松講堂がどういう点でフチなのかわかりにくい。

一橋のフチ子のヒトコト

こんな所に座ったら、ズボンが汚れちゃうんじゃないかってちょっと心配になりました。いつも、どんなフチでも、しっかりと腰を下ろしている本物のフチ子は偉いなって思いました。私には、そんなことできない!「ここに座らなければ、下に落っこちてしまう」、そして、「自分のアイデンティティーがなくなってしまう」……フチ子は、いつもそんな危機感と一緒に生きているのではないでしょうか。
 
参考画像

▲コップのフチ太陽の塔@兼松

 
 
 
 

第2位 池のフチ子さん

一橋には、池があります。

落ちると停学になるという都市伝説もありますね。

いや、一橋は都市に無いから都市伝説って言わねーな!ははははは!涙!

はい、池のフチ子さん改め、停学のフチ子さんです、どーぞ!!!

フチ子度★★★★☆
被写体の「ヤバい!」という口元の表情、資料を持っている姿がかわいらしい。また、「停学のフチ」というコンセプトも素晴らしい。もう少しフチに立っているとより良かった。
 

一橋のフチ子のヒトコト

池っていうのはコップに似ていて、目の前に水面が広がっています。そういう意味で、フチ子の世界にとっても近い体験ができました。でも、仕事の資料を持った状態でいつもコップのフチに立っている、それが、フチ子のリアルな世界なわけですよね。考えただけでもおそろしいです。目の前に広がる大海原、社会という名の荒波の中に、今にも漕ぎ出そうとする場所としての「フチ」。フチ子って、実は決意や出発の象徴なのかもしれません。

 

参考画像

▲コップのフチ太陽の塔@池

 
 
 
 

第1位 留年のフチ子さん

フチ男A「えー!フチ子が履修登録を失敗して、留年の危機だって!?」

フチ男B「そんな!とりあえず教務課に行ってみようよ。話せば状況は変わるかもよ?」

フチ子「嫌よ、教務課はこわいわ!だから行きたくないの!」

フチ男A「そんなこと言っててもしょうがないじゃないか。教務課に行こう?」

フチ子「とりあえず、外から様子をうかがうわ!

フチ子度★★★★★
ストーリー性があって楽しい。後ろ姿という工夫も新しい。また、手の形がとてもフチ子的であり、このパネルがコップになってもおかしくないほどの完成度である。
 

一橋のフチ子のヒトコト

自分の未来を握る教務課を前に、こわくて踏み出せないワタシを精一杯演じました。仕事だって恋だって、明るい未来を信じて踏み出してみればいいのだけれど、その一歩が不安で、自信がなくて。そんな時、決断する前に一度「フチ」に踏みとどまって考えてみる……そういう姿勢が、未来を勝ち取るためには必要なんじゃないかなって。「フチ」って、絶体絶命とか瀬戸際のイメージが強いですけど、本当は未来への扉なんじゃないのかな。

 

参考画像

▲コップのフチ太陽の塔@西本館

 
 
 
 

 

以上、「一橋のフチ子」ベスト3でした!

フチ子は、常に様々な危機、生と死の境目に立たされていて、その中でも懸命にフチにしがみついて、逆境に耐えて生きてきたのかもしれません。フチの向こう側に見えてくる未来が、そこにはありました。

今回の撮影を通して、本当のフチの力強さを学んだ気がいたします。

 

私たち一橋生も、ここ国立で、全力で、フチを生き抜いていきましょう。