あなたも今日から宙ガール、宙ボーイ。
(……きこえますか…きこえますか…一橋生の…みなさん…今…あなたの…心に…直接…呼びかけています…夏休みは…飛ぶように過ぎ去り…8月も…もう…3分の1が…経とうと…しています……毎日…惰眠を…貪っては…いませんか…夜更かしは…していませんか……因みにわたしは…人のことを…言えません…)
……さて。
こんばんは、おーばです。
みなさん、この連日の猛暑日をいかがお過ごしでしょうか。
7月の終わりから8月のあたまにかけての花火大会ラッシュも終わり、他にもたくさんのイベントを遊び尽くしたみなさんの中には、こう思った方も多いのではないでしょうか。
夏は、おわった。
と。
目を閉じれば、瞼の裏に映る、あの子の浴衣の残像。ズシン、と体に直接響いてくる、打ち上げ音。夏。うだるような暑さと、時折駆け抜ける、風。かき氷。鼻孔をくすぐる潮風。夏だ。海にBBQに、それから合宿。照り返す太陽。耳鳴りする程の、セミの声。ああ夏だ――
――そう思ったあなたは、甘い。
夏を彩る、大事なイベントを、忘れてはいませんか。
……思いつきませんか?
来る8月13日・18日、
ペルセウス座流星群と!! はくちょう座κ流星群が!!! 見られます!!!!
「……え?」
と、肩透かしを食ったような顔をしないでください。
「なーんだ」
と、がっかりしたような顔をしないでください。
たしかに流星群観測、マイナーかもしれません。
小学校の頃、自由研究でやったのが最後、という方もいるでしょう。
だがしかしbut、よくよく考えてみるのです。
イベントといったら、とりあえず盛り上がるのが大学生!! クリスマス、花見、ハロウィン、バレンタインといった定番事はもとより、ポッキーの日やら何やら、さらにはSNSで話題のことまで、とにかく「楽しいこと」に敏感なのが大学生!! 「流星群」なんて、年にそう何度もない出来事(次は10月のオリオン座流星群)、しかも夏休み中、夜は外でも観測しやすい気候、時間は沢山あるのだから、見逃しちゃうなんて、モッタイナイ!!!!
定番ドコロを抑えたうえで、さらにもう一段「夏をアゲル」施策を、改めて御提案。
さあ、流星群を、見に行こう。
Step1 予習をしましょう。
8月13日に極大を迎える流星群が、ペルセウス座流星群。
8月18日に極大を迎える流星群が、はくちょう座κ(カッパ)流星群です。
連続で流星群だなんて、とっても贅沢です。
※極大:期間中、最も多く流星群が現れること。
それぞれ、どんな流星群なのでしょうか?
【ペルセウス座流星群】
☆どんな流星群?☆
しぶんぎ座流星群、ふたご座流星群と並んで、年間三大流星群の一つ。
極大頃には1時間あたり30個から60個の流星が出現し、年間最大級の活動を見せる。極大の前後数日間は1時間に10個以上の出現がある。お盆や夏休みの時期にあたり、また夜間の気温も高い時期にあたることから、最も観測しやすい流星群と言われることもある。
ペルセウス座流星群の流星は、流れる速度が速く、途中で急激に増光することがある。
※引用:Wikipedia
流星電波観測国際プロジェクトによれば、2015年ペルセウス座流星群の観測条件は「良」!! これは見なくちゃモッタイナイ!!!
☆見ごろは?☆
極大観測日時は13日未明、見ごろは(第一候補)8月13日0:00~夜明け、(第二候補)8月14日0:00~夜明け、です。
アメリカからカナダにかけて好条件で観測できるそうなので、留学しているそこのアナタも!! 暇なら空を見上げましょう!!!
【はくちょう座κ流星群】
☆どんな流星群?☆
ちょうどペルセウス座流星群の極大日が終わり、収束した所に、はくちょう座流星群の極大日が訪れます。
ただ、残念なことに、ペルセウス座流星群ほどの流星を見ることは難しいでしょう。1時間に数個見れればいいとされています。
このはくちょう座流星群の特徴として、流星が末端で爆発するというものがあります。この特徴があるおかげで、比較的分かりやすい流星群となっています。
数は多くないそうなので、みなさん、ぜひ運試しをしましょう。
2015年、観測条件は「可」。
☆見ごろは?☆
はくちょう座κ(カッパ)流星群は、8月3日~8月25日頃まで観測することができ、極大日は、8月18日頃になります。
特にどちらの方向が良いということはありませんので、全天をまんべんなく見渡すのがベスト。
一晩中観測できますが、オススメは22時前後です。
※引用:http://rubeusu-trend.com/2421/
http://homepage2.nifty.com/turupura/month/08cyg/menu.htm
Step2 出かけましょう。
さあ、実際に、観測地点に行きましょう。
遠くまで出かけなくても、見ることができるんです。
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Step3 観測しましょう。
あとは、実際に楽しむだけ!!
※以下、注意点。
・夜は夏でも冷えます(夜露で体が冷えます)。必ず長袖を準備しましょう。
・野生動物に注意。タヌキやイタチはよく見かけます(熊や鹿,猪など大型の動物情報にも注意)。
・私有地への無断立ち入りはダメ。大声もNG。そしてゴミは持ち帰りましょう。
・車で居眠り運転をしないよう計画的に移動しましょう。
残念なことに、実際、誰もがそううまく見れるとも限りません。
見逃しちゃった、うまく見れなかった、というあなたにオススメしたいのが、こちらのTwitterアカウント。
1KAGAYA
2国立天文台 天文情報センター
3TSUKADA Ken
もしかしたら、当日なにかUPしてくれるかもしれません。
流星群、見たくなりましたか?
ここまで記事を書いておいてはなんですが、前述のとおり、うまく見られるかは神のみぞ知る、です。日ごろの行いが物を言いますね。不安しかありません。
ですが、それでも、夜、この日しか見れない、という日に、いつもと違う環境で、雰囲気を味わいつつ、仲間と、友人と、夜通し語り合う、というのも、なかなか素敵だとは思いませんか?
花火、海、BBQ、それから流星群。
こんな夏も、悪くない。
以上、花火を見て大分満足した、流星群未経験者のおーばがお送りしました。