新入生見習いライターのハンドクリームです!
今回は文系最難関とも言われる一橋数学の中でも、特に印象的だった問題を分野別に紹介したいと思います!
それでは見ていきましょー
整数問題 2022年度 第1問
一見するとa.b.c.dの4つの文字が入ってるのでどこから手をつければいいか分からない問題です
知っている人はすぐにa.bとc.dを入れ替えても一般性を失わないことがわかると思いますが、それだけではそこで止まってしまいます
まじでどう手を加えたらいいんでしょうか⁇
ここで2022っていう数字を観察します
これは4の倍数ではありません
しかし、a.cが両方2以上だと右辺が4の倍数になります!
ここがこの問題のミソです
ここでa.cを場合分けしていくことで、答えに辿り着ける問題でした!
やっぱ整数問題は一瞬のひらめきで解けることがあるので面白いですが、本番ではずっと考えてると、とけるのは時間だけなので注意しましょー
ベクトル 2017年度 第5問
この問題は言ってることは分かるけど、図で表しにくい点が難しい!ただ図は理解できて数式で表せたとしても、鬼の計算が待っています
一橋数学は120分で5問なので一問あたり平均24分かけられますが、この問題は後回しの方が得策でしょう
(1)だけ解いて、(2)は部分点狙いで文字だけ置いて撤退するのもいい方法かもしれません
特にこの年は易しめな問題が複数あったのでそっち優先で解くのがベストです!
確率 2022年度 第5問
一見ただの確率漸化式に見えますが、普通に赤玉を取り出す確率と白玉を取り出す確率をPnを用いても解けないんです!さすが一橋数学…
これ実はどちらの箱から玉を引くかで確率を分けてくと、解けていくんです!
ただの問題暗記だけで数学を乗り越えようとする生徒ではなく、「その場で試行錯誤し、合理的な方法を生み出せる生徒」が求められているというメッセージさえ読み取れるような問題です!
おわりに
この他にも一橋数学には印象的な問題がたくさんあります!2025年は昨年よりも数学が難化し、商学部や経済学部でも0完、1完という人がたくさんいました!
そのため1日目の数学で上手くいかなくても、諦めないことが大切です!