たまごっちを15年ぶりに再起動したら、生活が変わりました。

こんにちは、ライターの鳩胸キャットです。

新学期が始まりましたね。みなさんはもうキャンパスで授業は受けましたか?ぼくは初の対面授業なうです。なう?なうです、ごめんなさい。眼鏡を忘れて黒板が見えず、とても暇なんです。

            

(レスポンで出席を確認)

長い長い春休みはいかがでしたか?三種の神器「ネトフリ・アマプラ・ユーチューブ」とともに、充実した「ぐうたライフ」を過ごした人も多いかもしれません。ぼくもその一人、1日中ベッドに籠城していた日も少なくありません。

             

そんな春休みの終盤に、部屋の片づけをしていたら見つけちゃいました。

            

たまごっちです。懐かしい、、、

幼稚園生の頃は毎日首から下げて、公園にも旅行にも持っていきました。ちゃんとご飯あげないと死んじゃうので。

中には2個持っている子、みんなより少し大きいサイズのたまごっちを持っている子がいて、「うちの方がすごいもん」「いやおれっちの方がすごいぞ」と見栄を張り合っていました。おそろしい。あと幼稚園児の一人称って独特だったなあ。

首から下げるものでマウンティングするとか大人になっても同じじゃねーか。あ、大人が作ったおもちゃだからか。幼稚園児ソサエティでもブランド消費させる、それ大人のやり方なのか!

        

戯言はここまでにして、純粋な気持ちでたまごっちを楽しむことにします。

もちろん電池が切れているので入れ替えます。ぼくが幼稚園生だった15年前から株価を40倍にしたアマゾン様の単4電池で、たまごっちに命を吹き込みます。

起動!!!

          

            

死んでました。かなしい。

15年も放置しててごめんね、と思いながら新しいたまごをカモンヌします。

          

ぴこぴこ動くたまごかわいい。

サウンドを聴くだけであの頃が蘇ってきます。デカレンジャー、マジレンジャー、ふたりはプリキュアマックスハート、、、(仮面ライダーは見てませんでした)

       

       

懐古していたら、孵化してました。

はじめまして!もうママ(パパ?)の名前を呼んでくれるなんて、よくできた子です。

とりあえずご飯をあげることにします。

渋くてイケてるおやじっちに育てたいので、生後0分ですがおでんを食わせます。

どのくらいのインターバルでお腹が空くのか分からないので、その日は1時間ごとにたまごっちに張り付いてました。おでんを食べさせて、ゲームセンターで遊んで、部屋の模様替えをして、この子のご機嫌をとります。すると夕方ごろに、ピロピロと音が、、、

栗になった!くりっち!

と思いきや

        

        

         

くりぼっちでした。オスのくりぼっち。おでんばかり食べさせたからでしょうか。

重大な示唆を頂いたところで、たまごっち生活1日目が終了。

翌日は抽選科目の締め切りの日。ぼくはギリギリまでシラバスとにらめっこするタイプなので、あまりくりぼっちに構ってやれませんでした。おでんを2回あげただけ。でも進化してくりぼっちききっちになりました。かわいい。あんまりこまめにチェックしなくても育つんですね。    

       

       

そうこうしているうちに新学期が始まり、、、

         

        

マナバ、グーグルクラスルーム、マナバ、、、、 

        

        

こんなに忙しかったっけ、、、、

        

      

          

あああああああああああああああごめんなさい死んでしまいました。

         

           

       

       

       

よくあるオチじゃん。と思ったそこのあなた。そうです。私は「よくあるオチ」に甘えました。正直再起動したときから「死ぬとこがオチだな」と考えてました。ききっちに進化したところで「早く死なないかな」「いつ記事出せるかな」と思ってました。ネグレクトしました。

        

      

なぜここで罪を白状したのでしょうか。

私はヒトツマミの編集部会議で、「たまごっちの記事、オチ作るためにエサあげるのやめちゃったわ笑」と報告しました。

するとその場は凍りついて、「ひどい」「かわいそう」「エサとか言わないで」「ヒトツマミに魂売ってる」と批判の嵐。

           

あれ、ぼくって取り返しのつかないことしたのかな。

            

そのあと、たまごっちを起動してみると、なんとも寂しそうに仏壇が佇み、幽霊になったききっちが彷徨っているではありませんか。私は何てことをしてしまったんだろう。おでんばかりを食べさせてもニコニコしていたききっち。晩年はゲームセンターに連れて行ってもらえず、虫歯に苦しんでいたききっち。ごめん。ほんとうにごめんね。

      

これが証拠写真です。ききっちが弱っていく様子を私は写真におさめていました。これをペットや子育てに置き換えると、、、恐ろしすぎて形容する言葉も見つかりません。ほんとうに酷いことをしました。

          

        

          

私は心を入れ替えました。ききっちはもういないけれど、今度こそ君だけは幸せにしてみせる。

          

というわけで、たまごっちを大学にも連れていくことにしました。授業中は通知をオフにして首から下げています。シャツの中にしまってしまえばネックレスと変わりありません。

今朝はたまごっちの通知の音で目が覚めました。たまごっちにご飯をあげると自分も食べたくなるので、3食ちゃんと食べる習慣もつきました。いいことばかり!もしたまごっちライフを始めた方がいたら、ぜひ大学で通信しましょう!

 

次回の記事では立派に育った○○っちをお披露目したいと思います!               

                     

ではでは。