イギリス後編~モニターだからこそ行ける、ちょっとマイナーな観光地3選~

ロンドンだけがイギリスじゃない!あの”超有名スタジアム”にも行ってきました。

 こんにちは、前編に引き続きモニター留学のディープな情報をお届けします。お相手は先日1年生に「先輩、後ろから見たらピアノのお稽古に行く小学5年生っすね」と言われた社会学部3年生、Mです。「あっでも4年生じゃなく高学年ですからね!」というフォローにならないフォローまでいただきました。どちらにせよ実年齢より10は下ですよ、後輩。
 
 
さて、1ヶ月の滞在中に訪れた観光地は5ヶ所! もちろんロンドンにも行ってきましたが、ここではロンドンだけじゃないイギリス観光の魅力についてご紹介します。(ロンドンネタバレしちゃつまんないでしょ。)
 
 
1.ヨーク
 
シェフィールドからは電車で1時間、イングランド北部の古都ヨーク。
この日のパーティは一橋の学生3人+現地で知り合った中国人1人。母国語禁止の暗黙のルールのもと、楽しく観光してきました。
 
ヨークといえば古い街並みと歴史ある建物。
土曜日ということもあり(※前編参照)メインストリートは昔のマーケットを彷彿とさせるにぎわいでした。
 
 

女子3人の強い希望により、アフタヌーンティで有名なお店Bettysへ。(前編でストリップに行った先輩もついてきてくれました)

 
どーん。

本物のアフタヌーンティー!!放課後ティータイムですら成し遂げられなかった本場のアフタヌーンティー!!!
 
イギリスの紅茶はミルクを入れるのがスタンダードなのですが、(むしろミルクを加えることで香りが引き立つはずなのですが)、それを知りつつもミルクを混ぜてしまうのがもったいないくらい、芳醇な香りと味わい。ポットサービスなのでたっぷり楽しめます。
 
スコーンはジャムとクリームをつけていただくのがイギリス流。写真左下がそのスコーンです。言うまでもなく紅茶に合います。
 
帰国後しばらくド○ールに行けなくなったのは言うまでもありません。お茶もケーキもスコーンも今まで体験したことのないおいしさでした。
 
 

世界最大級のステンドグラスで有名な、ヨークミンスターの屋上からの眺め。ヨークの街を一望できます。記者たちはこの絶景を眺めながらハリボー食べまくってました。

2.リーズ
 
こちらもシェフィールドから程近い、言わずと知れたショッピングの街。
ここを訪れたのは滞在期間の終盤ということもあり、各々好きな場所へひとり旅に出かけていたので私もひとりでリーズへ。ホストファミリーに「誰と行くの?ひとり?えっひとり!?」とたいそう不思議そうな顔をされましたが。
 
広い広いアーケードの中には高級ブランドからファストファッションまで、ここに来れば何でも揃いそうなくらい、たくさんのお店が並んでいます。私は家族へのおみやげを探すことに。
 
ふと目に入ったこのお店・・・ 
 

そう、今イギリスで最もホットなブランド、極度乾燥(しなさい)
 
初めて見たときは冗談かと思いましたが、イケな若者は必ずと言っていいほど極度乾燥パーカーを着ているほど。イギリスに行くなら絶対にここでおみやげを買うべし。かなり喜ばれます。 
 

狩り捕食者! 
 
 
 

 
イギリスの寿司スタンドwasabiにて、ずっと食べてみたかったカリフォルニアロールを。
おいしい。もっと評価されるべきです。ぜひご賞味あれ。
 
内陸ということもあり、イギリスのお寿司はお魚少なめです。この日はサーモンとエビくらいしか見当たりませんでした。そのかわり、ベジタリアン向けのベジロールなんてものも。サラダロール系が充実していました。普通においしいので逆輸入希望です。
 
 
3.マンチェスター
 
あのゴーストタウn…いえイギリス第二の規模を誇る商業都市マンチェスター。
 
閑散っぷりにビビりながらも、この日最大の目的地、マンチェスターユナイテッドのホームスタジアム、オールドトラフォードへ!
 
試合がお休みの日はスタジアムツアーが行われ、プレスルームやミーティングルーム、ダッグアウトなどの裏側まで潜入できるのです。
 
 
路面電車で2~3駅とあったので「せっかくだし歩いて行こうぜ!」と、徒歩で目的地を目指します。
 
談笑しつつテクテク、ひたすらテクテク、30分ほど経ってふと我に返りました。ここはどこだ。
 
ここでようやく、この日の3人が全員方向音痴であることに気づきました。
 
途中やっと出会った人間(なにせゴーストタウンなので)に道を訊き、駅へ戻りました。どうやら小一時間かけて同じ場所をぐるっと回ってきたようです。方向音痴はおとなしく電車に乗りましょう。
 
 
そんなトラブルに見舞われながらやっと辿り着いた(と言いつつ駅からもしっかり道に迷いました)オールドトラフォードがこちら!
 
 

 
サッカーに明るくない記者も、さすがにテンション爆アゲ。天下のマンチェスターユナイテッドのピッチが目の前に! ネタバレしてはもったいないのでお見せしませんが、ピッチのすぐそこまで近づくことができます。
 
 
ここからはスーパー自慢タイムです。
 

 

(唯一知ってた選手)

 
本当は100枚近く写真を撮ったのですが、今日はここまで。真実はスタジアムで確かめろ!
 
後日写真をSNSに上げたところ、多方面からたいへん羨ましがられました。香川しか知らないのに、なんかごめん。イングランドの中部~北部に行かれる方は、ぜひ!ぜひとも!オールドトラフォードへ。
 
 
さて、長々とお付き合いくださりありがとうございました。
 
不安を抱えて臨んだ初めての海外、道に迷ったり、道に迷ったり、道に迷ったりもしましたが、行く先々でかけがえのない思い出ができました。
 
モニター生とは今でも交流が続いています。道に迷った3人で定期的に飲みに行っては、当時の思い出話に花を咲かせています。現地で出会った日本人学生は、昨年日本一周旅行の途中で国立まで立ち寄ってくれました。
 
短い旅行では経験できない人や土地との出会い、日常の中の発見こそが、モニター留学の一番の魅力ではないでしょうか。
 
今年モニターに行かれるみなさん、異国で1ヶ月暮らせる二度とないこのチャンス、たくさんの出会いや冒険をして、めいっぱい楽しんできてください!