制服を着て、選挙に出かけよう! 「制服センキョ」のすゝめ

今夏の激アツイベ、”参議院選挙”を500倍楽しもう!


どうもです。高校生のころバイト禁止だったのに選挙のバイトをしたやつは会場で先生と遭遇しこっぴどく叱られました。最近金欠のGaGaリンです。
      そんなわけで、法律が改正されて、今年の夏に予定される参議院選挙から満18歳以上に選挙権が与えられることとなりました。つまり大学生全員が選挙に行く権利を持つことになります。       でもいきなり「選挙に行きましょう」とか、「選挙は国民の義務です」とか言われてもどうすればいいのかわからなくないですか。 憲法や政治に詳しい博識な一橋生とはいえ、選挙の方法は分からない。そんな方多いんじゃないでしょうか。しかも初めての経験は何だって怖いものです。     そんな皆さんの不安を解消すべく、今回は正しい選挙のやり方を特集します。                   でも、                   でもですよ、                   ぶっちゃけ、                   ぶっちゃけ選挙とかめんどくさくね?                  わざわざ時間をとって選挙会場に行かなきゃいけないし。選挙に行く利益は見えにくいし。ただでさえ毎日テニスラケット背負って忙しいのに、わざわざ行くなんてめんどくさい!       ね。       すでに選挙権を持ってるそこの3年生。     あなた選挙いったことないでしょ?       選挙だるいし烏貴族に飲みにいかね? とか思ってるんでしょ。         そう。選挙にいくのはめんどくさい。しかもパンケーキとクリームブリュレを主食とする女子大生たちにとって、選挙とかもはやダサい。       しかしこのままでは日本の行く末がまずいのは明白。       これからを担う若者たちにはぜひ選挙に行ってほしい。         そこで私、平和の使者たるGaGaリンが考えた、次世代の、オシャレな選挙のやり方をご紹介しましょう。             それがこちら                                                              
 
 
 
                              制服センキョです。       大学生がディズニーランドに行くときは制服を着る風習のように、選挙に行くとき、大学生は制服を着ましょう。     満18歳ということは高校三年生もギリギリ含まれています。つまり制服で選挙に行ったところで何ら問題なくなったんです。     これを逃さない手はない。     しかも国政選挙なんて年に何度もあるイベントじゃありません。若いうちに何度行けるかなんてわからない、貴重なイベントなんです。        選挙に一度も制服で行かない人生なんてつまらなくて存在する意味すら疑います。       はあ、制服っていいなあ。                

まずはこちらが一般的な選挙の方法。    
一般的な選挙スタイル
1. 家に入場券が送られてきます。これを持っていくと選挙会場に入ることができます。 2. 入場券を渡し、投票用紙をかく場所に向かいます。 3. 投票用紙を書きます。 4. 二つ折りにして投票箱に入れます。
    ちなみに入場券は当日忘れても、本人確認ができるものがあれば入ることができます。     ですが、このほかに制服センキョの場合にはいくつか注意点があるのを覚えておきましょう。          
 
 
  ディズニーに行くとき友達と行くのと同様、選挙にも友達と行きましょう。久しぶりに制服をくる恥ずかしさも、みんなと一緒なら楽しさに変わります。     むしろ一人で制服センキョに行くと、「うわあ、あいつ友達いないんだなあ(笑)」って目線で見られるので当日までにしっかりと準備することが重要です。          
 
 
    結構皆さん忘れがちなのですが、制服は当日までに一度家で着るようにするべきです。       それに身を通し、甘酸っぱい「今」を謳歌していたのはもう過去のこと。大学2年生であれば、短くてもそれから1年と数か月がたっているわけです。つまりそう、最悪制服が入らない場合があります。体育会に入っている方の中には、ビルドアップが過ぎて入学当初とはだいぶ変わった人も多いと思います。       「俺は別に文化系だし……」って人も注意が必要です。あなたはもう若くないんです。   その服を着て毎日放課後おやつにペヤングを食べていたのはもう過去のこと。しっかりと確認しておきましょう。もしそれに気付かず当日を迎えてしまったら、その制服を着る以外どうしよもないわけですし、とても恥ずかしい思いをすることになります。     そして着れないことが分かったら早急にダイエットを始めましょう。あのころの輝きを取り戻すいい機会です。ダイエットは日々の努力から。決してサプリメントに頼ろうだなんて女々しい発想では、制服センキョは成功しません。            
 
 
画像引用元   実は投票のとき、投票用紙に誤字脱字があったり、余計なことが書いてあったりすると無効となってしまいます。これではわざわざタンスの肥やしになっていた制服にクリーニングをかけた意味がありません。ここは一度グッとこらえて我慢しましょう。          
 
 
    でもそこはやっぱり女子高生、デコりたい気持ちを抑えることはできないと思います。そこで投票用紙はだめなので、かわりに投票所入場券をデコりましょう。当日までに持ってるマスキングテープを駆使して精一杯カワイく入場券をデコっちゃってください。          
 
 
      投票に行った証として、選挙会場前で自撮りしましょう。Twitterにアップすればたくさんのいいねが稼げます。     このとき、頑張ってデコってきた入場券を片手に持つ、もしくは口にくわえておくとなお良いとされます。        
 
 
    結構勘違いされている人が多いんですが、選挙の後他人に結果を言ってはいけないなんて法律はありません。窓口調査がその一例です。     ですがあまり話すと自分の考えがみんなと違うことがばれたり、みんなの意見を否定しちゃったりして喧嘩に発展する例が数多く見受けられます。あくまで、「あー私ちゃんとマル文字で書けなかったわ~」なんて投票内容には触れない話題にしたり、言うにしても「あそこの『べ』の字が部じゃなくて倍なのひっかけだよね~」と含みを持たせましょう。     まあでも、「今回は民主と維新が合併した分簡単になったよね~」と総括するのが一番無難で好まれます。            
 
 
画像引用元     一番大事なことです。どんなに高校生のふりをしても、あなたたちは大学生なんです。     勿論せっかくの制服センキョなんですから、高校生に戻った気分をしっかりと味わうべきです。しかしその心の中には、「嗚呼、こんな高校生活を送りたかったなあ」「私たちが失ってしまった高校生活は、もう二度と戻って来はしないんだなあ」という、ノスタルジーとルサンチマンを抱えていなければなりません。       いや、意識しなくても、心の中には常にあるはずです。もどかしくて、だけどどうしようもないその気持ちが。       本物と偽物の違いは、薄汚れた大学生の目から見ても、純真の高校生から見ても一目瞭然なんです。選挙会場で本物の高校3年生に出会ったら、敬意と謝罪をこめて一回お辞儀をしましょう。社会により近い存在として、ここは45°の美しいお辞儀を見せることが年長者としてのマナーです。                      

いかがでしたでしょうか。   きたる7月、今夏最大、最注目のイベント「参議院選挙」。どんな結果になっても、間違いなく日本は変わります。そして、日本を変えるのは、まぎれもない私たち一人一人です。あなたの初めての経験を、忘れられない特別なものにしませんか。 今回初めて選挙権を持った人も、今までその権利を持て余していた人も、みんな…………                   選挙に行こうよ!!!!!