国分寺っていうお寺があるらしい
こんにちは!
新しく3代目編集長になりましたぴらてぃすです!よろしくお願いします!
……だいたい3代目って店つぶすよね。そんなイメージ。
ヒトツマミがみなさんから愛されるメディアになるようにお祈りしたいところです。
僕毎日中央線乗ってるんで分かるんですけど、国分寺っていうお寺があるらしいんですよ。
昔のすごい人が建てたお寺らしいんで、きっとご利益がありますね。
お祈りするしかないよね。
というわけで行ってきました!
歩きスマホは良くないので、勘だけで行くことにします。
ダメ、ゼッタイ。
……でも問題が一つ。僕、すっごく方向音痴なんです。
一橋のキャンパスを出て、間違えて谷保に行っちゃうくらい方向音痴です。やっほー。
ちなみに、「花壇の並び方が丸くなってる方が帰りやすくなっているので国立方面」って覚えると間違えなくなるのでみなさん参考にしてください。
この話をする度にバカにされるんですね。悔しい。
世間の人は、方向音痴には世界がどういう風に見えているか分かってないんです。
分からせたい。この記事読んでください。
あ、最初に言っておきますが、本人はいたって真面目です。
それではどうぞご覧ください~。
はいしゅっぱーつ!
国分寺駅です。
ちなみにカメラマンとして真木すきまも同行してます。ただ、口出しはNGということになってます。
最初の関門が北口か南口か。ここで間違えると相当大変ですからね。
……まぁ改札から北口の方が近いし、北っしょ。なんか鬼門とかも北だった気がするし。
ということで北口に行ってみます。
今度は右と左に分かれてます。
分岐点多くね。
僕右利きだから右行きます。勘です。
出ました。寺の気配がしません。
ここで頭を使うことにします。
お寺は多分標高の高い所にあります。丘の上とか、山とか。
低いと地域を守ってる感が少ないですもん。
というわけで上り坂になってる方を目指しました。
上の写真で言うとまっすぐですね。ちなみに僕は一回曲がったらもうどっちが北なのかとか分からないので、ここでこっちの方角に進みましたって言えないです。ごめん。
少し歩きます。
一休がありました。
絶対お寺近くにあるでしょ。
ここで勝利を確信しました。すぐ終わっちゃうねこの企画。
ぐんぐん進みます。
これ方向音痴あるあるなんですけど、まっすぐ進んでたら曲がりたくなっちゃうんですよね。
曲がりました。
踏切がありました。
自分の家の近くの踏切はだいぶ前に高架になっちゃってなくなったので、久しぶりに踏切を見ました。
そりゃ渡りますよね。何かがあったとき進んじゃいたくなるのが方向音痴です。覚えといて。
東恋ヶ窪に着きました。だから東とか言われても分かんないんだよ。どっちから見て東だよ。
でもなんか窪って書いてあるし、寺みはないね。寺みってなんだ。寺があるっぽさのことです。
歴史と文化の散歩道らしい。きたんじゃねこれ。認知的不協和。
なんか横に地図っぽいの書いてあったけど、見たら負けだと思ったので無視しました。どうせ読めないしね。
歩きます。
なんか見えた。武蔵国分寺七重の塔って書いてある。
……あったやん。
ぴらてぃす「これ正解じゃね?」
真木「だめです」
だめでした。続けます。ちぇ。
ちょっと歩いたら、
参道って書いてあるプレート見つけました。
参道ってお参りの道だよね。絶対寺あるじゃん!やったー!
この参道プレートがある道を進んでいきます。寺みが強い。
着いた。入ってみた。
神社だった。
何かヒントになるかもしれないって思ってめっちゃ読んだ。
人間って目的があるとこういう文章読むんだね。
神仏分離令って書いてあったので、きっと近くにお寺もあるに違いないですね。
隣にありました。終わり。めでたしめでたし。
ぴらてぃす「やったー!終わったー!」
真木「これ違うお寺です」
終わってなかった。なかなか終わらないです。ちぇ。
ここでまた頭を使います。いやまぁずっと使ってたけど。
お寺があるってことは、もうこの近くにはお寺はないのではないか。
国分寺は確かめちゃ古いお寺だから、その近くに建てようとは思わないはずなのです。名推理。
ぴらてぃす「……これ北口に行ったのがミスだった?」
真木「南口行きましょうか」
はい。駅に帰ります。
……帰れません。
だって方向音痴だもの。ぴらを。
困りました。分かんないけどとりあえず歩きます。
これも方向音痴あるあるなんですけど、同じ道を引き返したくないんですよね。何か損した気がして。
歩いてたら標識見えました。標識ばんざい!
でたこのタイプの標識。
ちょっと進んで曲がってそっからまっすぐって全然分からないんだよ!!
こいつに何度やられたことか……。
とりあえずちょっと進んで曲がってそっからまっすぐ進んでみました。
国分寺駅に着きました。標識ばんざい!
信じてよかった。
はい、そういうわけで次は南口です!
南口を出ると、
どうやら近くに庭園があるらしい。
お寺って庭園ありそう。だから庭園の近くにお寺ありそう。
てなわけで行ってみました。
庭園があっただけでした。なんやねん。
引き返します。
すると、、、
見ちゃった。
これは不可抗力。この標識に従って行くしかないね。正直もう飽きてきた。
歩きます。
てくてく……
てくてくてく……
ぴらてぃす「結構遠くね」
真木「遠いですね」
ぴらてぃす「標識なくなった?」
真木「見当たらなくなりましたね」
ぴらてぃす「……迷った?」
迷いました。
いや、正直標識通りに歩いてたら着くだろうって思って、写真すら撮ってなかった。
とりあえず落ち着きます。こういうときは落ち着くのが一番。
ぴらてぃす「喉渇いたね」
真木「あそこに自販機ありますよ」
近くにあった自販機でカルピス買います。
2個出てきました。
ぴらてぃす「めっちゃついてね」
真木「さっき神社とお寺行きましたからね」
やったー!見えざる力がすごい。
1個は真木にあげました。
気を取り戻して、歩きます。
てくてく……
てくてくてく……
府中来ちゃった。
ぴらてぃす「府中来ちゃったwww」
真木「来ちゃいましたね」
ここらへんで二人とも絶望してます。言っときますけど本人たちはめちゃくちゃ真面目です。ぱっと見つけてぱっと帰る予定だったんですもん。
ぴらてぃす「どうやったら国分寺市に戻れるんだろう」
真木「あそこに標識あります」
車の標識じゃん。
でも分かりやすい。この道を左に行けばいいんだ。
てくてく……
てくてくてく……
さっきの自販機に着きました。
ぴらてぃす「ただいまー!」
自販機「おかえりー!」
きっとここは国分寺市。カルピスの減った量で歩いた距離が分かりますね。疲れた。
歩きます。
てくてく……
てくてくてく……
標識が見えました。
ぴらてぃす「お!近いじゃん」
真木「やっとですね」
お鷹の道に着きました。
ちなみにこっから、お鷹の道じゃないところに行ってまた迷ったり、人のお家に間違えて入っちゃったりしてますが、写真撮ってる場合じゃなかったので割愛します。大変だった。
お鷹の道を歩いていきます。
めっちゃ雰囲気の良い小道です。お散歩におすすめ。
少し歩いていくと、
ちょっとした休憩所がありました。
ベンチに座ってちょっと休憩しました。
ぴらてぃす「疲れたね」
真木「疲れました」
ぴらてぃす「国分寺遠いね」
真木「もうすぐですよ」
そうです、もうすぐなのです。きっと。迷わなければ。
先ほどの標識から推測するにあと数十メートルです。
歩きます。
てく…
道が開けた。
何かあった。
国分寺だ。
国分寺だー!!!!!!!!!
ん、石?
少し隣に行ってみると、
なんかそれっぽいところにきた。でも多分ここじゃない。
石の向かい側に広場があった。
なんか看板が立ってた。
跡地だった。
国分寺ねぇのかよ。
講堂跡があった。
昔に思いを馳せた。
いや、国分寺ねぇのかよ。
ごめん、国分寺っていうお寺見つけられなかった。
まぁでも跡地にこれたので目的達成です!……ですよね?
ちなみに所要時間は2時間10分。
歩いた距離、
12.58km。
遠かったです。
ちなみにここから国分寺駅まで帰るのにちょっと迷ったのは別の話。
方向音痴には世界がどうやって見えてるか分かりましたか?
みなさんなら国分寺駅から十数分で武蔵国分寺跡地まで行けると思いますよ!ぜひぜひ!
みなさんにもご利益がありますように。
あれ、結局国分寺なかったんだよね。
跡地だったんだよね。
ヒトツマミがみなさんから愛されるメディアになるようにお祈りするために行ったんだよね。
あ。
忘れてた。
あ。
お祈りしてねぇ。
……きっとここまで読んでくださってるってことは十分愛されてるってことだよね!うん!
というわけでこれからもヒトツマミをよろしくお願いします。
以上、方向音痴のぴらてぃす編集長でした!
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