今をときめく「バシ語」を知らずに、素敵な一橋ライフは送れません。


みなさん こんにちは。ぶってぃーです。

 

実は私、池袋の近くで一人暮らしをしているのですが、大学に通うのに時間や交通費がかかり何かと不便なので、「国立に引っ越したいなあ」なんて思っているんですね。

 

 

 

1限があっても朝遅くに起き、夜は終電の時間を気にせず遅くまで友達といられるなど、メリットしかないように思うのですが、実際に住んでいる人が、私には見えない「国立住みのデメリット」を知っているかもしれないと思いまして、尋ねてみることにしたんです。

 

 

 

 

 

 

すると1時間30分後、友人から次のような答が返ってきました。

 
 
 

??!?!?

 
 

センターライナー??!??

 

 

 

びっくりしました。

 

 

あの… センターライナーって何ですか。

 

 

 

私だけが知らないのかもしれないと思ってググってみたのですが、LINEの文脈にあてはまる意味のものは一切出てきません。

 

もう国立のことなどどうでもよくなるほどに気になってきて、文末に「笑」までつけて余裕をかましている友人におそるおそる聞いたところ、「センターライナー」とはバシ語の一つなのだと分かりました。

 

 

 

バシ語とは…一橋大学内だけで用いられる俗語のこと。

 

 

 

 

今まで

 

ドチョン・チョンボ・シビア・ドシビ授業が難しかったり単位がとりづらいことをシビアといい、逆に授業が簡単もしくは単位がとりやすいことをチョンボという。また、それぞれの程度が高い場合をドシビやドチョンと表現する。

 

ゼミテン3年時から始まるゼミのメンバーのこと。

 

などは聞いたことがありましたが、これら以外にも「センターライナー」を含め様々な最新バシ語が次々と生まれているのだそうです。最近SNSで使われるようになってから一部界隈で広まったのだとか。頻繁にSNSを利用していたのに知らなかった。流行に乗り遅れたおばさんみたいになってる。恥。

 

 

そこで今回は、

 

私のようによく知らなかった方や、新しく入ってきた一年生のために、

 

「センターライナー」を含めた3つの最新バシ語をじっくり解説していきたいと思います。

 

 

 

 

①センターライナー

 

はい 私が知らなかったバシ語ですね。

 

(名)【意味】都心に出ることが少なく、何をするにも中央線沿いの町(立川や吉祥寺など)で済ませてしまう人のこと。また、中央線沿いの町を好む人のこと。

 

 
 
 

かっこいい名前だと思ってたのに…なんだ中央線かあ。

 

 

 

先ほどの友人が言っていたように、国立住みにはセンタライナーが多いようです。確かに、立川に行けば、ルミネや駅の近く、そしてららぽーとで何でも揃ってしまう気がするし、吉祥寺にだってたくさんの店があります。「時間と交通費をかけてわざわざ都心に出なくてもいいや」という気持ちになるのもよくわかります。

 

 

 

 

ちなみに私はわからなかったものの、私だけが知らない状態は非常に癪なので、ヒトツマミ編集部内で「センターライナー」について知っているかどうかアンケートした結果をお見せしましょう。

 

 

 

 

ヒトツマミ編集部員(20人)のうち

 

知っている…6人(30%)

知らない…14人(70%)

 

私も編集部のみんなも、斉藤さんみたいにもっとトレンディになったほうがいいと思いました。

反省。反省。

 

②わかマ

 

こちらは恐らく聞いたことがあるのではないでしょうか。

 

(名)【意味】沼上 幹先生著作の「わかりやすいマーケティング戦略 新版」の略称。

 

 

 

 

「『わかりやすいマーケティング戦略』ってどんな本?」と疑問に思った方。

 

 
 

ババーン!!!!

コレです。

 

現在副学長を務める、沼上 幹先生がお書きになった有名な本です。去年から、商学部1年生の必須授業である経営学概論は沼上先生担当ではなくなったため、このテキストが必ずしもみなさんの手元にあるとは限りませんが、それでもゼミやその他の授業で使用した人はたくさんいらっしゃることでしょう。

 

ヒトツマミと東大UmeeTとのコラボ記事では、紙相撲の戦力として東大の「教養英語読本I」と戦いましたが、あっけなく自滅しました。

 
 

 この状況下では、表紙のイラストが妙にリアル。

 

 

 

 

先ほどと同様にヒトツマミ編集部内でアンケートを行ったところ、ヒトツマミ編集部内でも結構な人数が知っていました。

 

 

 

 

 ヒトツマミ編集部員(20人)のうち

 

 

知っている…15人(75%)

知らない…5人(15%)

 

 

 

「わかマ」をご存知でなかった方は、これを機に覚えておくと良いでしょう。

 

③勝手にhitbad

 

最初に聞いたとき、これは一番「???」でした。

 

(名)【意味】一橋Wi-Fi(hit-psk)が突然不調になること。

 

 

 

一橋大学のキャンパスには、「hit-psk」というWi-Fiが通っており、一橋生は自由に使うことができます。ただ、繋がりにくくなることが多々あり、LINEやFacebookが使えなくなることもよくある話。

 

「んもう!また突然使えなくなった!!」

 

「ああ もう!勝手にhit-psk調子悪くなっちゃって!!!」

 

 

勝手にhitbad

 

 

 

意味不明すぎて白目を剥いている方もいらっしゃるかもしれないので私なりに分析した結果を説明すると、このバシ語の作成者は、あのサザンオールスターズの名曲「勝手にシンドバッド」と掛けたみたいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

寒いおやじギャグかよ。

 

今時「勝手にシンドバッド」を知らない大学生だって多いのに、誰がこんな言葉を作ったのでしょう。気になりますね。今はもう、「今何時?」と聞けば「一大事」と帰ってくるご時世なのです(「妖怪体操」に洗脳された過去があるから)。もう「そうね だいたいね」とは返ってこないのです。

 

 

 

でもみなさん。「勝手にシンドバッド」も知らなかったら、お父さんお母さんが悲しむから、動画を見てちゃんと勉強しておいたほうがいいです。

 

 
 

 

残念ながら歌っているのは桑田さんではなくコピーバンドですが、腰フリフリしているSEXYなお姉さんは見れますので許してください。

 

 

 

 

ここでまたまた、ヒトツマミ編集部員に対し、「勝手にhitbad」を知っているかどうかアンケートしたところ、次のような結果になりました。

 

 

 

ヒトツマミ編集部員(20人)のうち

 

知っている…1人(5%)

知らない…19人(95%)

 

 

 

 

知っている人が1人で少し安心しました。せっかく桜が咲き始め温かくなってきたのに、この言葉で大学を寒くしないでほしいです。

 

 

いかがでしたか。

 

私も今回初めて知ったバシ語があり、調べていく中で非常に驚かされました。一橋生や一橋大学に特有の現象・事象を表す「バシ語」は、コミュニケーションを円滑にする便利な言葉です。新入生のみなさんも、これを機にバシ語を覚えて積極的に使ってみると、新しい友達との会話も弾むかもしれません。

 

 

 

 

 

 

最後に、今日は4月1日ですね。

 

 

 

 

それでは。