FANCYでDIRTYなニシコク系アートたち~西国分寺行ってみた~

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ただの乗換駅だと思うなかれ。不思議なkawaii文化の最’’西’’端に迫る。

こんばんみ。

サブカル気取って彼女と下北デートしたい系女子のそうせき。です。

突然ですが皆さん、中央線は好きですか?

中央線のイメージといえばなんでしょうか?

オレンジ色?遅延?いやいや、そこはでしょう!

中央線には、吉祥寺、中野、阿佐ヶ谷、高円寺、などなど、サブカルホイホイシティがたくさんありますよね。

そんな中、リアルにサブな名前の、それすなわち西国分寺

私は毎朝通学で中央線を利用していますが、西国分寺での人の乗り降りは激しいんですよね、意外にも。その理由はただ一つ、そこに武蔵野線があるから?きっと多くの一橋生は、西国分寺=乗換駅というイメージぐらいしかお持ちでないことと思います。

簡単に西国分寺駅について紹介すると、

中央線で新宿から最短約21分で、国立と同じく快速と各停しか止まりません。

’’東京 – 高尾間の中央線の駅では最も新しい駅である。(中略)既成の市街地に駅を設置したのではなく、武蔵野線と中央線の乗り換えの便を図るために駅が開設されたという沿革から、改札を通る乗車人数は東京 – 高尾間の中央線の駅の中では2番目に少ない。’’

のだそうです(Wikipedia参照)。

思っていた以上にイメージ通り、乗換駅ですね。

DIAMONDonlineで中央線沿線のイメージリーダーとして取り上げられた国分寺と国立の間に位置する西国分寺…そんな西国分寺だからこそ、きっと何かはあるはずだ!そんな強い気持ち、強い愛に突き動かされて、私は西国分寺で降りてみました!

すると、なんということでしょう!

今までただの乗換駅なんて言っててごめんなさい!!

西国分寺は不思議でkawaiiアートにあふれた街だったのです!!!

この魅力を皆さんにも伝えたい。

さっそく、ニシコク系アートを紹介していきます。

 

①OKAERIーBOY

「YO!俺はニシコク生まれ、ニシコク育ち、帰ってくる奴にはだいたいOKAERI!

にしこくんとの差は歴然、にもかかわらず名乗るレペゼン!」

 

住宅街の中に突如現れた橋にスプレーで描かれていた奴。某国の遊園地にいそうなドナルドダックみたいな奴。スプレー壁画ってのは大抵ワルイ単語や破廉恥な単語が添えられていそうなもんですが、さすが優しい街西国分寺です、OKAERIって言ってます。ニシコクを訪れるどんな者もあたたかく迎え入れてくれるその姿勢に、目頭がアツくなりますね。Say TADAIMA!

 

ちなみに我らがヒトツマミ編集長によれば、なんとOKAERI-BOYのBROTHERSが国立にもたくさんいるとのこと!ニシコクで見つけた奴は何代目OKAERI-BROTHERSなんでしょうか…謎は深まるばかりです…今思えば陽気にニシコク生まれとか言っちゃってちょっと恥ずかしいな…次に行きましょう…

②MAD DOG`s きれいがdeathロード

切ない、切なすぎるよ。なんてアイロニー。きれい好きの君が、よりによってこんなに泥・砂まみれになって、道の端っこに追いやられて、薄汚くなっちまってさ。きれいは死んだよ。中原中也の「汚れちまつた悲しみ」とはこのこと(違う)。ちょうど影に隠れて、顔すらも見えません。あゝ無情。「俺、きれい好きだから」みたいな自己主張が誰かの気に障ったのでしょうか。そうとしか思えない仕打ちです。

③豚の威を借るオオカミ

思いっきりついて行きそうになっている絵です。そもそも顔の色と手足の色が違うし、顔の向きと手足の向きも違うし、知らない人どころのさわぎじゃないよ!ってツッコミを入れたいところです。だがしかし、右の三匹のマヌケ感たっぷりな顔を見ると、しょうがないかなって気分になってきます。そう思わせる画力の勝利!最近の「知らない人」は巧妙な手口で誘ってくるので、私たちも気を付ける必要がありますね。ちなみに個人的な推しは右端のペコちゃんです。かわいい。

おまけ

最後に、有名な西国分寺のアートも紹介しておきます。

NISHIKOKUN展

9月13日に、なんと西国分寺ではなく青山一丁目で開催されます。ずこーっ!

西国分寺開催ではなく青山一丁目ですのでご注意を。大事なことなので二回言いました。

にしこくんも遊びにくるみたいですし、面白そうなので是非。

くわしくはこちら。(※このイベントは終了しております。)

 

いかがでしたでしょうか。西国分寺のアートな魅力、お分かりいただけましたか?

アートだけでなく、駅から少し歩けば、都立武蔵国分寺公園やお鷹の道・真姿の池湧水群(全国名水百選)、武蔵国分僧寺跡など、歴史と自然を存分に感じられる名所だってたくさんあります!

とにかく皆さん、西国分寺で降りてみてください!