今からでも間に合う! プロ野球を観よう!
こんにちは、鷹・カーンです。
過去2回にわたって「ホークス学概論」と題して僕の大好きな福岡ソフトバンクホークスについて書かせていただきました。こんな自己満足的な要素の強い記事でいいのだろうか、と思っていたら編集長から
「ホークスはもういいから次は野球を観ない人がプロ野球全般を理解できるような記事を書いてくれ」
との指令が出たので、今日は「野球を観ない・知らない一橋生」を対象にお送りします。
まず、プロ野球の見方は大きく以下の2つに分けられます。
①プロならではの素晴らしいプレーを楽しむ
②特定のチームの勝敗・順位に一喜一憂する
いわゆる「プロ野球ファン」の多くは②を中心にしていると思います。もちろん①の見方も野球というスポーツを純粋に楽しむにあたって重要な視点なのですが、そもそも野球のルールも完璧には分からない、という方には時に難しい視点となります。
それに勝負事である限り特定のチームを応援する方が楽しいと思うし、そのチームの勝ち負けを気にかける中でお気に入りの選手を見つけ、その選手のプレーに注目することで②→①の流れがスムーズに作れるのです。
今からお気に入りのチームを新たに決めるのならばどこでもいいと思います。自宅から一番近くにあるチーム、実家の一番近くにあるチーム、その時何となく目についたチーム、どこでも構いません。
鷹・カーン的にはホークスファンが増えれば嬉しいですが、今日はあえてホークスではなく、
一橋のプロ野球ビギナーが応援するのに最もオススメ出来るチーム
をご紹介します。
それはここ、
現在パリーグ3位につけているパリーグの名門球団。ホークスの良きライバルです。
一橋生の皆様にライオンズを推す理由は3つ。
1. 地元球団!
首都圏にはプロ野球チームがたくさんありますが、埼玉西武ライオンズは一橋のある西東京の地元球団です。
埼玉西武ライオンズという球団名ゆえに話がややこしいのですが、実際のところ西武鉄道・西武バスは東京都内、とりわけ多摩エリアをたくさん走っているのでライオンズは埼玉だけでなく、西東京のものでもあるのです。
「西武沿線感謝デー」みたいなのが時々あって地域住民向けにチケットの割引などを行っていますが、国立市もちゃっかり対象に入っています。
国立駅からライオンズの本拠地・西武プリンスドームまでは電車で30~40分、片道360円で行けます。プロ野球のナイトゲームは通常18時試合開始なので、一橋生の皆さんは4限まで授業があっても余裕を持って試合を観に行けるのです。
巨人の本拠地・東京ドームや東京ヤクルトスワローズの本拠地・神宮球場よりもはるかに気軽に行けるのです。
機会があれば野球観戦に行ってみたいけれど、首都圏の球場は大学から遠いし……と躊躇していたアナタ、所沢へ行きましょう!
2. カッコいい!
埼玉、西東京の地元球団というだけで何となく垢抜けない印象を抱いてしまいますが、
ライオンズはカッコいいです。
ユニホームは無駄のないシンプルなデザインで、ファン向けのTシャツはそのままキャンパスで着ることも可能です。実際一度拝見しました。
応援は浦和レッズのお膝元・埼玉の球団であるからか、ここ数年でサッカーのサポーター風の(?)応援スタイルを取り入れ、外から見ても楽しそうでカッコいいものになりました。
多くのライオンズファンが球場で手にしているフラッグが球場中ではためく光景は圧巻。試合そのものはよく分からなくても、熱い雰囲気だけで楽しめるはずです。
3. 強い
最も重要なことです。野球チームにとって一番大事なことは強いことです。どれだけ球場が近くても、どれだけカッコよくても、応援する気も起きないくらい弱くては意味がありません。
その点ライオンズは心配いりません。強いし、見ていて面白いです。
その強さ、面白さはデータにもハッキリ表れていて、ライオンズは現在チームホームラン数が両リーグトップ。ホームラン王争いをしている「おかわり君」こと中村剛也を筆頭に浅村栄斗、森友哉、メヒアと球界屈指のホームランバッターがズラリと並ぶ打線は破壊力抜群。
やっぱりホームランが出る試合は見ていて楽しいです。
YouTubeで「西武 ホームラン」と検索すれば山ほど動画は出てきますが、ライオンズの強さを一番手っ取り早くお伝えできるのはこちらでしょうか。上記の4選手がみんなホームランをぶっ放しています。ファンからすれば爽快でしょう。
ホームランだけではなく高い技術でヒットを量産する選手もしっかり揃っていて、その筆頭が一番打者の秋山翔吾。日本記録に迫る31試合連続安打を記録するなど、今年は超人的な勢いでヒットを積み重ねています。
動画はライオンズの球団記録を更新した24試合連続安打。「息をするようにヒットを打つ」とはこのことです。
さらにライオンズの魅力は、これらの一流プレーヤーがみんな若いということ。日本代表にもたくさんの若手有望選手が選出されていて、まさに「人材の宝庫」です。
明日、明後日のオールスターゲームを挟んで来週から後半戦が始まるプロ野球、今まで完全スルーだったアナタもまずはライオンズの勝敗をニュースでチェックするところから始めて、気になってきたら西武ドームに足を運んでみてはいかがでしょうか? きっとライオンズの魅力がお分かりいただけると思いますよ!
国立在住ホークスファンとしては、ライオンズと優勝争いをした末にホークスが優勝できれば言うことなしです。