これからは、単位も自給自足の時代です。
どうもです。ライターのおーばです。
突然ですが、みなさん、昼食は何を食べていますか?
コンビニパン?
生協の学食?
それともどこかで外食?
午後を乗り切るための大事なエネルギー源であり、また気分転換にもなる昼食、あなたは現状に満足していますか?
ここで、Wikipediaの「昼食」の項目を見てみましょう。
大学
大学生の昼食は、弁当、キャンパス内のカフェテリア・学生食堂・生協食堂の利用、喫茶店での外食、ファーストフード店の利用、コンビニエンスストアのおにぎりや弁当など、実に多様である。大学の教員は、学生に倣って学生食堂で昼食を摂ることもあり、学生同様に様々なところで摂ることもある。
……もう一度見てみましょう。
大学
大学生の昼食は、弁当、
……「弁当」。そう、「弁当」です。
コンビニはお財布にやさしくないですし、生協はGWをとうに過ぎたにも拘わらず混んでいますし(※GWを過ぎたころから空き始める、と新歓期にはよく先輩から言われる。空かない)、三限があると、行けるお店も限られてきますし、国立にはサ○ゼリアもありません(※すか○らーくの本拠地であるため)。この状況を打開する、最善であり唯一無二の解決策がありました。
「弁当」です。
しかし、その割には、一橋大学構内では、お弁当持参の人はあまり見かけません。何故でしょう。
わたしは考えてみました。――お弁当は、作るのが、めんどくさいのです。
この解決策として、「手間をかけないレシピでつくる」という案が浮かんだ方、いますか?
甘い。甘いです。
いくら巷に時短・手抜きレシピや、工夫があふれているからといって、めんどくさいものはめんどくさいのです。たとえ10分でできようが、5分でできようが、三日坊主のわたしにとって、そのミッションは困難を極めます。
台所や食器はどうしたって汚れますし、食べ終わった後のお弁当箱もまた然り。それに対し、プラスチック容器なら、ゴミ箱にポイ、で十分なのです。
お母さんに頼ろうにも、下宿生には無理な話です。
さらに言うと、時短を極めるためには、ある程度の練習が必要なのです。料理初心者がするには、いささか心許ない方法でしょう。
ここで、逆転の発想をしてみましょう。
お弁当作りには「手間をかけない」のではなく「あえて手間をかける」のです。
大事なことなので、もう一度言います。
お弁当作りには「手間をかけない」のではなく「あえて手間をかける」のです。
至言です。
「お弁当作りはめんどくさいから、ちゃちゃっと済ませたい」から、「手間をかけてお弁当をつくるのは、たのしい」にしようということです。
楽しいことならがんばれる、はず!
さて、前置きが長くなりましたが、今回の記事では、つくるのが楽しくなっちゃう、そんなお弁当をドドンと三連発いたします。
1:和えるだけ!カラフル和風弁当
*menu*
・和風トマトパスタ
・カボチャとホウレンソウとオクラのつゆだく
・鶏肉の梅づくし和え
トップを務めるのは、カラフルなお弁当です。とりあえずカラフルにすると、なんだか楽しくなっちゃうのは、私だけですかね。どこからか、単細胞という囁きが聞こえてきそうです。
作り方は、「ゆでる→和える」なので、初心者にもやさしい仕様になっています。味付けに困ったら、市販のノンオイルドレッシングがオススメですよ!わたしはキューピーの「梅づくし」と「生姜づくし」を常備しています。これからの季節にピッタリな万能調味料です。
ところで、和風な味付けにすることで、いつもよりローカロリーで健康志向な昼食にもなった気がしませんか?気のせいですかね。単細胞とい(以下省略)。飲み会や外食、食べ過ぎに疲れた胃腸を癒してみてはいかがでしょう。
2:くにニャンキャラ弁
二番手に登場したのは、ご存じ国立のアイドル「くにニャン」です。
Koda祭にも遊びに来てくれましたが、あの愛くるしい見た目が、レポート地獄に追いやられて荒んだ、7月の一橋大学生各位の心をグッと掴むに違いありません。
というわけで、こちら。
*menu*
・くにニャンオムライス
・ホウレンソウとソーセージのバター炒め
どうでしょうか。
くにニャン製作時におけるポイントは、目と鼻です。ここさえ似ていれば、多少変形しようが欠けようが色が違おうが、何とかなります。おそらく。……似てないとか、言わない。
ちなみに以前、ヒトツマミ編集部内でこんな話が出ました。
「くにニャンって、ポム○ムプリンに似てない?」
画像引用元
http://www.sanrio.co.jp/character/pompompurin/
https://twitter.com/kuninyan1
似てる……。
3:○○弁当
この記事の企画を考えてから数日後、生協からこんなお知らせがありました。
一橋大学生協Twitter:@Hit_coop
単位パンです。
期末試験やレポートの締切日が刻一刻と近づく中、戦々恐々とする一橋大学生を甘く誘惑して購入させるとは……生協、恐ろしい子。
ここで、三行目に注目。
そう、今回は「数量限定」なのです。
まるで人数比制限のあるA評価のように、この単位パン、ほしい人すべてが得られるわけではありません。得るためには、他者との競争に勝たなくてはならなりません。なんとも世知辛い世の中です。
そこで、作ってみました。
そう、これからの時代、単位は「降ってくるもの」でも「買うもの」でもなく、「自給自足するもの」なのです。
というわけで、こちら。
*menu*
・のり弁
はい。
……はい。
以上、「つくるのが楽しくなっちゃう? 手作り弁当3本勝負!!」でした。
~おまけ~
前述のかわいらしい「くにニャン」弁当ですが、大学に持ってきて、いざ食べようと、ふたを開けると……
こうなります。目が、目がぁ……。
教訓:お弁当は、ふたを閉めることを考えて作るべし。
どうやら、お弁当作りはまだまだ奥が深いようです。