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受信料もすごい高いけどそれ以上にすごいNHKの魅力
こんばんは、ゴンゾーです。
突然ですが、みなさん、下宿生の敵って何がありますか?
ゴキブリ、一日三回も用意しないといけない食事、1限、朝のゴミ出し……
など、人によって色々ありますが、「ゴキブリが好きだったり、料理が得意だったり、朝に強くて1限なんてへっちゃら」なんて人でも必ず直面する試練がコレ
分かりますか???
NHKの受信料徴収です!!
下宿にテレビを設置した場合はNHKに受信料を支払わなければないことは周知の通りです。ですが、自分で納入手続きをするのは面倒なので、NHKの人が下宿を訪問して受信契約を結ぶよう督促をするまでは黙っている人も多いのではないでしょうか。
そんな学生の所にも、どこから情報を仕入れたのかNHKは入居後数か月以内には訪問してきます。さすがに訴訟沙汰になるのは避けたいですから、大方の人はそこで受信契約を結ぶと思います。
しかし、そこまでテレビを見ない人や民放は見るがNHKは全く見ないという人は「なんで俺が支払わなけりゃならんのや」という考えを抱きがちです。
でも、テレビが大好きで、家にいるときはずっとテレビを見ている僕からすれば
「なんでこんなに有能なNHKを観ないんや??」
と言いたくなってしまうんです。
そこで今回は、いかにNHKが有能で役に立つかに気付いてもらい、NHKの受信料に不満を抱いている人がその不満を少しでも和らげられるよう、NHKの魅力的な番組を紹介します。
1.プレミアムシネマ |
まず一つ目にすごいのがBSプレミアムで毎日放送している「プレミアムシネマ」という番組。
この番組は洋の東西や古今を問わず映画を無料で放送し続けている番組です。
著作権の関係でホームページや番組表をここに載せることはできないのですが、正月には「ゴッドファーザーⅠ・Ⅱ・Ⅲ」を9時間連続放映したり、この春休みには「のだめカンタービレ 最終楽章」を放映してくれたりと、男女や趣味を問わず誰でも楽しめるラインナップとなっています。
正直な話、余程観たい映画がある場合を除けば、レンタルビデオショップに行ってお金を払ってレンタルしなくても自宅で様々な映画を観れてしまいお得です。
番組ホームページリンク:
http://www.nhk.or.jp/bs/t_cinema/
2.ワールドニュース |
つづいてお勧めするのが「ワールドニュース」。この番組は米ABC、英BBC、仏F2、韓KBSをはじめとする世界各国のニュースを翻訳のみ・解説なしで毎朝5:00、8:00、11:00から放送してくれるBS1の最強の番組です。
この番組、特に大したところないじゃないかと思う人もいるかもしれませんが、外国で数時間前~数分前に放送された各国の代表的なニュース番組を日本人の解説なしで放送してくれるため、通常のニュースとは異なり現地各国の視点で情報を得ることができ、その国がどのように考えているのかを下宿で朝の納豆ご飯を食べながら手軽に知ることができる超優れものなんです。
日本の新聞やテレビではどうしても日本人の視点から、日本への影響の大きさを考慮してニュースが編集されており、その上、日本のメディアが自力で全てを現地メディア並みに調査できているわけではないので、なんでこうなったのかといった細かい事情や背景が分からないことがあります。しかし、かといって大学の図書館に置かれている数十紙の外字新聞を全て読むのも普通の学生には限界があります。
しかし、この番組は世界中のニュースをたったの50分に凝縮してまとめているため、これを見るだけで主要なニュースを取りこぼすことなく現地人と同レベルに知ることができちゃいます。
しかも、毎日ほぼ確実に放送する米ABCと英BBCは音声を切り替えることで英語のみになるので、実用的なリスニングの訓練としても使うことができます。
番組ホームページリンク:
3.多種多様な旅番組 |
NHKは民放と比べてドキュメンタリー番組の数が極めて多いですが、そのなかでも僕が特に好きなのが旅番組です。
例えば、BSプレミアムで不定期に放送している「関口知宏のヨーロッパ鉄道の旅」。この番組は俳優の関口知宏さんがヨーロッパ各国を電車に乗って旅をするという題名通りの旅番組なのですが、その国の大小様々な町の文化や歴史や自然を紹介してくれて、あたかも自分が博識なガイドと一緒に旅をしているかの如く楽しむことができます。
番組ホームページリンク:
http://www.nhk.or.jp/bs/sekiguchi-tabi/index.html
また、外国のみならず日本を旅する番組ももちろん豊富です。例えば、BSプレミアムで金曜21:00から放送している「新日本風土記」は日本各地に残された美しい風土や祭り、暮らしや人々の営みを紀行形式で描き、観ているとめちゃくちゃそこに旅したい気持ちになります。
番組ホームページリンク:
おわりに |
いかがだったでしょうか?
正直なところライターの趣味ごり押しになってしまった感が否めません。
しかし、好き嫌いが激しい僕でもここまで好きな番組が見つかるNHKの番組の幅の広さはなかなかのものです。この記事を最後まで読んでくださった皆さんも、支払った受信料以上にNHKの番組を観る気持ちで、ぜひ自分のお気に入りの番組を探してみてはいかがでしょうか。