こんにちは。ライターのウマシカトリとsai-gouです。二人で仲良く書きました。
今日は先日(だいぶ前)に行われた一橋祭でHASC(このメディアの運営母体は広告研究会HASCっていうサークルなんですけど)がいろいろやったので、その模様を語っていきます。
フィールド企画編
今年度、我々HASCがキャンパスで行った企画は・・・
\ \ \ もぐらたたき / / /
そうです、あのもぐらたたきです。
我々は一橋祭唯一の暴力企画として、一橋生を合法的に叩ける人間もぐらたたきを開催しました。
見てください!このクッソチープなセット!!!
セットの中心にお客さんが立ち、周囲360度に配置された穴から出てくるもぐら(という名の一橋生)を30秒間叩き続け、ポイントを獲得するというゲームです。なんてひどい企画を思いついてしまったんだ・・・。
そのうえ、企画を考えたはいいものの準備作業を放置するという始末。
前日になって部室の余った段ボールと画用紙で突貫工事を試みる、という無計画さを発揮してしまいます。
その結果、完成時点でもぐらたたきセットは既に崩壊の危機・・・。三日間、メンバーは壊れないかどうかの不安で持ちきりでした(最後にはメンバーが盛大にぶっ壊してストレス発散したんですが)。
またまた、一回百円という1ミリも良心的じゃない価格設定により、お客様が果たして来るのかという不安に襲われたり・・・。
セット作成の作業、当日のもぐら担当のシフトに大量の寝坊者が出て企画が立ち行かなくなるのではないかという心配に襲われたり(6人中1人しか集合時間に来ない日も)・・・。
・・・とまあ、地獄でした。
しかし、ふたを開けてみるとなんと!!!!!!!!!!
まさかの大盛況!!!
とんでもねえモノ好きもいたもんですね。
まずは子供に大人気でした。チープさを気にせず、己が持つ全ての力をハンマーに込めて叩く姿は、叩かれ役であるもぐらにとって今でもトラウマ印象的です。体が小さいこともあって、セットに臨場感を感じるんですかね。
ご褒美のお菓子をもらい、鬼の首を取ったような清々しい顔をして帰っていく子供たちの姿に我々もほっこりしました。正直、子供の満足度に関しては他団体の企画をぶっちぎっていたんじゃないですかね(深めの自己陶酔)。ニッチ市場で勝つってこういうことなんですよ。
幼い子供たち以外に、受験生をはじめとした中高生にもたくさん遊んでもらいました。お客さん集めのために、看板を持ったキャッチ係がブース前をウロウロしていたのですが、このキャッチがまた余計なことを言い出しまして。
「一橋生の頭を叩いて
合格の門も叩きましょう!!」
誰が上手いことを言えと・・・。そんな口車と景品のお菓子に乗せられ、力こぶの大きな中高生たちがぞくぞくと来るではないですか。もぐらたちは戦々恐々です。
とはいえ、ほとんどはもぐらへの理解(?)のある中高生だったので、安心して頭を出すことが出来ました。
てなわけで、もぐら役のメンバーは7時間(×3日間)延々と叩かれ続け、
脳がぼこぼこになるわ(これで今季の成績が悪くても安心)、
本気で殴りかかってくる子供を制止できず、用意していた風船のハンマーが(予備用含め3つ用意していたのに)ぶっ壊れるわ、
急遽ようわからん発砲スチロールの剣でぶったたく企画に変更するわ、
・・・もうなんでもありの状況でした。
そんなぶっ飛んだ企画はキャンパスを見渡しても我々だけだったようです。そりゃそうですよね、一橋大学ですもの。トランプ企画やタロット占いなど、安全に楽しんでもらいさらに儲けも出るような、堅実で優秀な企画ばかりでした。
でもでも、そんなアホみたいな尖った企画を求めている方々が世の中にはいらっしゃるでしょう???
そうです、””Youtuber””です。
子供に大人気だったもぐらたたきですが、人気Youtuberの方々にもたくさん遊んで(撮影もして)いただきました。
勝手な憶測ですが、ヒトツマミを読んでくださるもの好きな方の多くは、上の写真の中心にいる某阪大系YoutuberH氏をご存じでは・・・。理系注文の企画で一ネタ撮影させていただきました(ゴリッゴリのやらせ枠でしたが)。
動画は↓こちら↓からご覧ください!
二組目は、なにかと議論を生みがちな某原色パーカー系Youtuberのお二人です。こちらもヒトツマミ読者はご存じでは・・・。案の定(物理でも学歴でも)しっかり叩かれましたがとても楽しかったです。
動画はUPされ次第更新します!
なんだかんだで上手くいった(??)HASCのもぐらたたきですが、参加料を取ったことでなんと利益を生み出すことに成功しました。まあセットがSDGs(ただの在庫処理)な材料を多く使用していたので、原価が低かったからでしょう。
脳が壊れるほど頭を叩かれたからか、空からお金が降ってきたように錯覚した我々はお疲れ様会で国産牛鍋御膳をたらふく食べ、一瞬で利益を吹き飛ばしましたとさ(なんなら少し赤字)。
歌合戦編
またまた、HASCでは一橋歌合戦という企画にも参加しました。一橋大学の顔、兼松講堂のステージにて歌と演出の総合点で競うのですが、これまた癖つよになってしまって・・・。
演目は、椎名林檎様の「罪と罰」(歌とピアノによる演奏)でした。一応それなりに様になっていたので歌とピアノだけでも良かったのですが、少しぶっ飛んでみました。2つのスポットライトに照らされたナスの着ぐるみが、ステージ上を好き勝手踊り狂うという奇行に走ります。
観客はいきなり現れるナスのコンテンポラリーダンスを前に、開いた口が塞がらなかったでしょう。
そんなお笑いサークルさんをはじめとした粒ぞろいの個性派演出が出そろう歌合戦で、HASCはまさかの「「ユニーク賞受賞!」」という快挙。きっとユニーク以外の言葉で、あのナスの行動を表せなかったのでしょう。予選では、審査員の方々が口をそろえて印象に残っているとおっしゃっていました。
優勝はできなかったものの、カラオケの割引パスポート×10に加え豪華な景品をたくさん頂けたのでとても満足です。
という感じで、リハから本番の演出含め、一橋祭委員の方々大変お世話になりました。。。
運動会編
もぐらや歌合戦に飽き足らず、暇で暇で仕方がないHASCはさらに一橋運動会にも参加しました。
一橋祭運営委員の方が考案した4つの競技をこなしていくのですが、味のある競技ばかりでした。中でも毎年実施されることで有名なすた丼早食い競争について、ここで振り返ってみます。
一橋大学のキャンパスが位置する国立市は、スタミナ丼発祥の地となっています。一橋祭ではそんな国立のソウルフード(?)へのリスペクトを込めて、早食い競争を企画しています。
HASCからは2人出場し、優勝賞品であるすた丼無料券10枚を狙いました。
結果は、屈強な体育会を前に打つ手なく下位に終わりましたが、それでも十分早かったと思います。あの量のすた丼を1分30秒やそこらで食いきる優勝者の方が意味分からん。強すぎ。
他にも騎馬戦や、泥沼の肉弾戦と化した壮絶な玉入れ競争を楽しみました。来年もおそらく実施するのでしょうか????
気になる方は来年キャンパスまでお越しください。
来年も!!
・・・といった感じで、あれやこれや大忙しの一橋祭でした。
来年は、準備は計画的に早く開始したいですね。まあ無理でしょうが。
まずは遅刻をしないことから始めたいものです。これまた無理でしょうが。
あとは、たまねぎか、にんじんあたりの着ぐるみを来年に向けて買いましょうかね。どんなサプライズにしようかしら。お楽しみに。
終