普通のマンゴーに飽きたあなた、マンゴーを愛するあなたへ。ひと工夫でマンゴーを100倍おいしく楽しむには？
編集長「Ｍさん、今度スイカ味のスイーツで記事書いてくれません？」
Ｍ「……ごめん、スイカ食べれない」
編集長「エッ……………」
編集長の「エッ……」がぶっちゃけ怖かったです。お相手はスイーツ概論でおなじみＭですこんにちは。
「じゃあマンゴーならいけますか？」と編集長。愚問です。マンゴーですか？任せてください。
夏といえばマンゴー。どこに行ってもマンゴースイーツを楽しめるこのご時世、みなさん、そろそろマンゴー飽きてません？
濃厚な味と鮮やかな色、いつ食べてもおいしいマンゴーですが、その濃厚さ・鮮やかさゆえに組み合わせや味がワンパターンなのもまた事実。
ですが！そんな理由でマンゴーに飽きられては悲しい。スイカもメロンも食べられない記者にとって、マンゴーは夏スイーツに差す一筋の光明。マンゴーに不遇な思いをさせたくない。
ということで、今回は国立近辺のお店を中心に、ひと工夫でマンゴーをもっとおいしく楽しめる最強のマンゴースイーツをご紹介します！！
ask a giraffe
大学通り沿いにある、知らない人はいないくらいの人気店。記者も当初は「今更ジラフで記事書かなくてもね～」と避けてきたほど、一橋生の間ではメジャーな店なのではないでしょうか。
そんな記者がある日いつものように大学へ向かっていると、店頭のある看板が目に入りました。
……これだ！！！！！！！！！！！！
なんてタイムリー。ジラフの期間限定スイーツ、今年はフルーツパフェのようです。
ひとひねりしたマンゴースイーツを探していた記者は下に小さく書いてある「MIX」の文字にめざとく反応。この記事のためにあるかのようなスイーツ。早速試してみましょう。
ちなみにジラフには女子会かデートでしか入れないと思ってる方、一人でも入れます。３年女子の記者が実証済みなので、どうぞ安心してお入りください。
◆フルーツパフェ（ミックス） ￥842（税込）
「ミックス」って、てっきり２種類のミックスだと思ってました。なんと夢の３種盛り！全部乗せ！！
マンゴー・ピーチ・メロンをひとつのパフェに。こんなチート級の組み合わせがあったとは。
ちなみに記者は先述のとおりメロンが得意でないので、店員さんに少しメロンを減らしてもらいました。
見た目からしておいしくないはずはないのですが、できるだけこのおいしさを文字に起こしてみましょう。
まずは上にごろっと乗った果物たち。見た目以上にごろっとしています。贅沢！
マンゴーと桃は酸味強めで、クリームととろけ合って口当たりの良さを作り出しています。苦手なメロンも、クリームとアイスと合わせるとおいしく食べられるということがわかりました。
断面はこのとおり。果肉の下にはソルベがぎっしり！妥協なしのMIX感が伝わってきますね。
ところで、勘のいい読者のみなさまは薄々期待されているのではないでしょうか。
３種盛りということで、ことで、
スプーン３種乗せ！！！！！！！！！！！！！やめて！！！！！！！！やめないで！！！！！！！！！！！！！
このお味は、実際に食べて確かめてください。
満足感に浸っていると、グラスの下に硬い感触が。シリアルかな？
いや、この香ばしさは……
ナッツ！！！！！！！！！！！やめて！！！！！もうやめて！！！！！！！やめないで！！！！！！！
ナッツ×アイスクリームの組み合わせが殺人級なのは言うまでもありませんが、マンゴー×ナッツの威力もなかなかのもの。ナッツの香ばしさがマンゴーの酸味と対等にやり合う激アツ展開が、小さなグラスの中で繰り広げられていたとは。因縁のライバルって萌えますよね。それです。
一方、時々現れるヨーグルトはマンゴーの甘みを最大限に引き出しています。マンゴー自身も気づいていないような真の甘さまで教えてくれちゃうヨーグルト。少女漫画だったら恥ずかしくて読み飛ばしそうなキザなエスコートを平気な顔してやってのけるヨーグルト。ますます萌えます。
豪華キャラに加え、因縁のライバルからキザイケメンまで揃った萌えの塊みたいなパフェが、マンゴーのおいしさを全方位から演出。このニクいパフェに、早くぶちのめされちゃってください。
店舗情報はこちら↓
国立市中1-17-2
11:00～22:30
スターバックスコーヒー
コーヒーしか飲まない記者にも、お気に入りのフラペチーノが一つだけあります。そう、マンゴーパッションティーフラペチーノです。
名前の通り、マンゴーとパッションティーがブレンドされたフラペチーノ。いわゆるフローズンドリンクなのでカロリーも控えめ。これは本当においしいので激おすすめです。
でも、フローズンマンゴーなんてどこのカフェにもあるし、わざわざスタバでマンゴーもねえ…って何呑気なこと言ってるんですか！！！バカか！！！！！！
わざわざスターバックスでマンゴーを選ぶ、確固たる理由があるんです！！バカか！！！！！
スターバックスのメニューには「カスタマイズ」なるものがあるのをご存じでしょうか？
「ホイップ多め」「モカシロップ」「チョコチップ」などなど、各プラス50円程度（一部オーダーは無料）でドリンクを自分だけの味にカスタマイズできるのです。
今回は、スターバックス公式ＨＰでもおすすめされているノンティーマンゴーパッションティーフラペチーノwithホイップクリームをオーダー！噛まずに言えました？私は言えません。
◆マンゴーパッションティーフラペチーノ（S）（ノンティー、ホイップ追加）￥496（税込）
店員さんには「ティー抜き、ホイップ追加で」と言えばOK。このくらいのカスタムはなんてことなさそうです。
「ティー抜き」「ノンティー」とは、マンゴーとブレンドされている「パッションティー」を抜くこと、つまりマンゴーのみのフラペチーノにするということ。（ティー抜きは無料！）
さらに50円を追加してホイップクリームを乗せました。
パッションティーのほろ苦さが好きで、しかも飲み物にホイップを浮かべるのは邪道だと思っている記者にとってはそれなりにリスクをはらんだカスタマイズです。レジの前でいつもどおり「アイスコーヒーで」と言いかねない衝動を記者魂で抑えつつオーダー。これは取材、すべては読者のため、そしてマンゴーのため。
予想以上にドッサリ盛られたホイップに若干の不安を抱えつつ、いざ一口運んでみると…
……濃い！！
パッションティーの苦みがない分、マンゴーの甘さと酸味がダイレクトに伝わってきます。これはこれでめちゃおいしい！
不安要素のホイップも、おそるおそる混ぜて飲んでみると…
……まろやか！！
マンゴーの酸味がはっきりしているので、ホイップを混ぜても全然くどくなりません。ホイップが酸味の角をとるようなイメージ。ヨーグルトかチーズケーキのような、あっさりかつミルキーな味わい。盛りすぎに見えたホイップの量も絶妙。スターバックス、疑ってごめん。
結論、このカスタマイズ、大アリです。
突然の晴天で恐ろしく暑かったこともあり、爽やかマンゴーとまろやかホイップで一気にクールダウン。勉強のお供にもぴったりですね。
店舗情報はこちら↓
国立市東1-6
7:00～22:00
店舗HP：https://www.starbucks.co.jp/store/search/detail.php?id=0447
ミルクトップ
大学通り西側にある小さなアイスクリーム屋さん。既に行ったことのある方も多いのではないでしょうか。
自然素材にこだわるアイスクリームはどれを選んでもハズレなし！ですが、今回はもちろんマンゴー狙いで臨みます。
ここでのこだわり要素は「ダブル」！
マンゴーと何を合わせたら一番おいしく食べられるのか？ということで、実際に店員さんに聞いてみました。
「マンゴーと合うものでおすすめありますか？」
朝イチで凸った客の無茶ぶりにも応えてくれた店員さん。「今は桃が人気ですね」とのこと！
◆マンゴー＋もも ￥350（税込）
マンゴー×桃の親和性は一軒目で確認済み。絶対おいしい。知ってる。絶対の自信をもって口に運びます。
……おいしい！！！やはり！！！！
桃は甘め。マンゴーには甘いものが合うというのがセオリーみたいですね。
白いシャーベット黄色いシャーベットを、スプーンで一緒にすくう贅沢さ。この二つ、味がまったくケンカしないから不思議ですよね。酸味と甘みが混ざり合ってひとつの味を生み出しています。業界はそろそろ「マンゴーと桃」のフレーバーを考案した方がいいのでは。
マンゴーと桃って、原産地もテイストも違うのにどうしてこんなにユニゾンできるんでしょうね。羽生結弦とハビエル・フェルナンデスみたいな関係だと思えばいいんでしょうか。ピンときた人だけ笑ってください。
ほれほれ
さらに特筆すべきは、それぞれの圧倒的な果実感！
シャーベットの中にところどころ果肉が見え隠れし、食感もそのまま果物のよう。
桃のシャーベットに筋が隠れているのがわかりますか？アイスにすることで二つの果物をいっぺんに楽しめちゃうなんて、人類は罪なものを生み出してしまいましたね。
店舗情報はこちら↓
国立市中1-17-26 振興ビル１階（国立店）
10:00～19:00
今回ご紹介したお店はどれも一橋生おなじみ。いつもの店で、ひと工夫加えた極上のマンゴースイーツを試してみませんか？ワンランク上のスイーツは、案外簡単に楽しめちゃいます！
