上野動物園でできないこと、多摩でできます。
初めまして、外部ライターのKです。
最近は暑さも和らいできましたね。
夏休みもついに後半戦に入ったわけですが、旅行とまではいかなくても、ちょっと遊びに行ってみたいとか思いませんか?
そんなあなたに、夏休みにふらっと行けて存分に楽しめるスポットをご紹介!
初回(2回目以降が果たしてあるのか?)となる今回は、「多摩動物公園」に行ってみました。
一橋大学から多摩動物公園へは立川に出て多摩モノレールで一本です。
僕が行った日は35度越えの猛暑日…3限で授業が終わったので突撃~!
入場料は大人600円、チケットにはダチョウが描かれています…高まる期待感…。
園内は、大きくアフリカ園・オーストラリア園・アジア園・昆虫園の4つに分けられていて、それぞれに関連する動物を320種類以上見ることが出来ます。
まず行ってみたのは入り口に近い昆虫園。入ってすぐに目に入ったのは銀色の大きなドームと銀色のでかいバッタの像でした。
ドームの中に入ってみると、そこには南国の色とりどりの蝶が乱舞する幻想的な空間が広がっており、その中を散策できるようになっていました。
このドームの他にも昆虫園内には国内外の様々な昆虫が展示されており、子供たちが大はしゃぎで昆虫を見ていました。
昆虫園を出て少し歩くと目に入ったのはアフリカ園。
動物園お馴染みのキリン、アフリカゾウ、ライオンなどを見ることが出来ます。
2枚目の写真はライオンですね、アフリカに生息しているといえど、日本の夏はまた違った辛さがあるのか、心なしか疲れているように見えます笑。
また、ライオン園においては、バスに乗ってライオンを間近で見ることが出来る、ライオンバスが運行しています。
運賃はたったの360円。
那須や富士にいかなくてもサファリが体験できるんです!!
この様なサファリバス、今では世界中の多くの動物園で運行されていますが、ここのサファリバスの開始はなんと1964年から!世界に先駆けて開始された歴史あるものなのです。
人気の動物を存分に楽しんだ後に着いたのはオーストラリア園。ここにはなんとコアラがいます。コアラにはコアラ館という専用の建物が用意されているVIP待遇…さすがは女性人気NO.1(筆者調べ)…
コアラももちろんキュートで人気の動物ですが、ここで僕が推したいのはワラビーです。多摩動物公園にはシマオイワラビーとパルマワラビー、2種類のワラビーが飼育されているのですが、見てくださいこの写真!
カメラの音に反応してご飯を食べていたワラビーのほとんどがこちらを向きました…可愛い…これはコアラを上回る破壊力と言っても良いのではないか…
こんな感じで愛くるしい動物たちに癒された後に向かったのは、本動物園最大の面積を誇るアジア園。クマやイノシシ、サルなど、日本国内に生息する動物の他、オランウータンやトラ、ヒョウも飼育されています。旭山動物園で導入されて注目されたオランウータンのスカイウォークも見ることが出来ます。多摩で。
この他にも色々な生き物がいるわけですが、僕が一番注目したいのは「もぐらのいえ」という施設です。
このもぐらのいえ、名前の通りモグラが飼育されている施設なのですが、館内にパイプが通されており、普段は地中に潜っているモグラがそのパイプを通る姿を直に見ることが出来るのです。こんなスポットはもちろんここにしかありません…僕も見入ってしまいました。
この様な感じで多摩動物公園を一人で3時間弱歩き回り、様々な動物を見て楽しむことが出来ました。
一種類ごとにじっくりみていくと、何時間あっても足りない…そんな充実した動物園でした。
多摩動物公園、大学からふらっと行ける場所にありながら、本格的で趣向の凝らされた動物展示を見ることが出来ます。既に夏休みも折り返し地点に来たわけですが、是非訪れてみてはいかがでしょう?